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クリニックブログ

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インナードライ①

2022年1月6日

こんにちは☺️

岐阜の岐南町にある

ぎなんメディカルスクエア

ぎなん皮ふ科クリニック 事務の奥です😊

今回はインナードライについてです!

下の3つに心当たりある方は意外にも

インナードライの方だったりします😭😭

  • Tゾーンはベタつくのに、頬や口まわりがカサカサしている
  • うるおって見えるのに、メイクノリが悪い
  • あぶらとり紙でこまめに拭いているのにテカる

・ニキビケアを続けているのに、治らない

そもそもインナードライとは!

肌の表面は油分でベタついているのに、

内側は乾燥している状態。

水分と油分のバランスが崩れて、

バリア機能が低下している状態です! また、ベタつきとカサつきという

両極端な状態であるため、

肌質をコントロールしにくいのが特徴です🙋‍♀️

インナードライ肌は、どのようにして起こってしまうのか

説明していきます☺️

そのメカニズムをお話する前に、

まずは、皮膚の構造について簡単に触れていきます!

私たちの皮膚は

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

3つに分類されます。

もっとも外側にあるのが「表皮」。 この表皮には、水分保持や外部からの

異物の侵入を防ぐ、バリア機能があります。

インナードライ肌はバリア機能が低下して、水分が蒸発。 その蒸発を防ごうと、過剰に皮脂を分泌させて、

皮脂膜で覆うようにしてしまうのです。

皮脂膜は健やかな肌にも存在しますが、

インナードライは過剰な皮脂量。

こうして内側がカラカラ、外側がベタベタの

「インナードライ」の状態が出来上がってしまうのです😭😭

そして、インナードライと間違えやすいのが"脂性肌" どちらも同じようにベタつきがあります。

しかし脂性肌は、水分も皮脂も多い状態。 思春期から20代前半に多くみられます。

Tゾーンだけでなく、頬やあごもテカることがあり

ニキビ、毛穴のつまり、毛穴の開きなどの

肌トラブルがみられることもあります🥺

一方、インナードライは同じく皮脂は多いものの、

水分は少ない状態🙅‍♀️ 部分的な差が大きくTゾーンは脂っぽく、

頬や口周りなどのUゾーンはカサつく傾向にあります。

また、乾燥肌との違いは、

乾燥肌は、水分も油分も不足した状態

一日中カサつきがあり、荒れやすい肌です。 インナードライと同じく水分は不足していますが、

油分も不足しているのでベタつきはありません🙅‍♀️

そのため、継続的に水分と油分を

バランスよく与えていくことが大切です。

一方インナードライは、日中になると

過剰な皮脂分泌によりベタつきを感じます。

一日を通して、ベタつきが気になる時間、

カサつきが気になる時間があります。

脂性肌と乾燥肌とインナードライの違いが

なんとなくでも分かったところでの見分け方ですが、

簡単にセルフチェックできるので試しに

やってみてください(^^)

セルフチェックで確認できる方法は"洗顔"です🧽

  1. いつもどおりの洗顔をする
  2. タオルで水分を拭き取り、スキンケアをしないで15分ほど放置する

これで、TゾーンがベタついてUゾーンが

乾燥してきたら、インナードライの可能性大!

肌トラブルや肌老化を招く前に、

インナードライに適したスキンケアや

生活習慣を取り入れていきましょう。