手術の流れ

• カウンセリング

  通常の診察と同様に来院いただき、問診票にそって詳しくお話を伺います。

  

• 診断・治療法の決定

  腫瘍の場合、ダーマスコープやエコーなどの機器を補助的に使用して良性・悪性の診断を行い、いくつかの治療法を提案します。悪性を疑う場合は一部を切除して検査する「皮膚生検」を先に行ったり、悪性黒色腫（ホクロのガン）を強く疑う場合は最初から大学病院などへの紹介受診を勧めたりすることもあります。
  手術を選択された際は同意書をいただき手術日を決定します。術前採血などの検査が必要な場合もあります。

  手術は、原則として後日となりますが、予約に空きがある場合は当日手術できる場合もありますのでご相談ください。

  

• 手術

  手術5分前に来院いただき、予定時刻より手術を行います。術後、合併症が出ないか経過観察させていただきます。特に問題がなければ術後の飲み薬（痛み止めなど）を処方し帰宅となります。

  手術料金は腫瘍の大きさによって変わりますが、3割負担の方の露出部の良性のできものの手術で9,500円・巻き爪の手術で5,500円（税込）程度です。（初診料、再診料、処方料や薬剤料などは除きます）

  

• 手術後

  特殊な場合を除き翌日から入浴可能です。
  多くの場合、抜糸の日（手術日から平均1週間後）まではご自宅で洗浄などの処置を行うだけですが、手術の規模によっては頻回に経過を見せていただくこともあります。病理組織学的検査の結果は抜糸時にお伝えします。

  

  病理組織学的検査と
  ダブルチェック

  手術で取り除いた腫瘍は病理組織検査に出し、まず病理専門の先生に診断いただきますが、院長自らもプレパラートを見て診断するというダブルチェックによる診断名の確定を行います。ガンなどの見落としを徹底的に避ける体制をとっています。