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クリニックブログ

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痒い汗疹(あせも)予防しましょう🙌

2019年5月15日

こんにちは😊 各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科 ぎなん皮ふ科クリニック 看護スタッフの🌙三月です。 😊

5月に入って急に🌞暑い日が続きますね💦

今日は最近急上昇中の汗疹(あせも)についてお話しさせていただきます💁‍♀️

👶🏻赤ちゃんから大人の方まで幅広い方に症状が出ているように思えます🧐

🤔さて、あせもはどうして出来るのでしょうか❓

✼原因・・・👫人間の体には大人も子供も汗のでる汗腺が約230万個あるとされています‼️😳 汗腺はほぼ全身に分布していますが、特にあせもができやすいのは、首まわりやわきの下、ひざの裏やひじの内側、お腹まわりや足の付け根などです。女性なら乳房の下にもできやすいです。 いずれも、汗をかきやすく、熱気や湿気がこもりやすく、皮膚がこすれて摩擦を受けやすい場所によくできます。

汗をかくことは悪いことだけではなく、汗には体温調節という大切な働きがあります。☝️ 汗が蒸発するときに体の熱を奪うことで、体が🥵🥵🥵オーバーヒートすることを防いでいるのです。 しかし、高温の場所に居続けたり、激しい🏃💨運動をすることによって大量の汗をかき続けると、汗の出口が詰まってしまいます。出口から外へ出られなくなった汗は、表皮という皮膚の表面にある0.2mmほどの膜のなかにもれだします。 汗には、ミネラルなども含まれていますから、もれた表皮のところで炎症が起こり、あせもとなってしまうのです。😱

あせもが出来てしまうと痒くて辛いんですよね😫

🤔さて、あせもは予防することは出来るのでしょうか❓

ポイントは・・・

💦汗をかいたらすぐにふきとり、肌を清潔に保つ 汗をかいたら、シャワーを浴びたり、すぐにふきとるようにしましょう。😊 汗をふくときは、乾いたタオルよりも、水でぬらしたタオルのほうが、汗の成分をよくふきとれます。☝️ またふきとる際はこするのではなく、押さえるようにふくと、皮膚のバリア機能を守ることができます。

👗通気性・吸湿性のよい服を着る 汗をかいたら着替えることが大切ですが、学校や仕事中などは着替えられない場面も多くあります。最近は吸汗速乾素材を使用したインナーなども数多く販売されていますので、それらを利用して、濡れたままの状態が続かないように気をつけましょう。

屋内であればエアコンを使用し、高温多湿の環境を避ける 風通しの良い、涼しい環境にいれば、あせもができることはまずありません。 エアコンを適度に使って、涼しい環境を心がけましょう。湿度は50%程度を目安にするとよいでしょう。 🚿🛁お風呂やシャワーはぬるめにし、石鹸を使いすぎない❌ たっぷり汗をかいたからといって、石鹸をたっぷり使って、ナイロンタオルでゴシゴシと体を洗うのはNG。皮膚のバリア機能が弱まって炎症を起こしやすくなります。 同じく熱いお湯につかったりシャワーを浴びたりするのも避け、ぬるめのお湯で汗を流しましょう。

👶🏻ベビーパウダーを使う 赤ちゃんにはよく使われるベビーパウダーは、大人のあせも予防にも使えます。ベビーパウダーには汗を吸着して皮膚を乾燥させる働きがあります‼️ お風呂あがりなど清潔な状態の皮膚にして軽くはたいておくといいでしょう。ただし、あせもができてしまったときは、汗の出口をふさぐ可能性もありますから薄くはたく程度にしましょう😊

出来てしまったあせもは外用剤や場合によっては内服薬で治療します💁‍♀️ 掻き壊してしまうとトビヒなどになってしまうので、早めの治療がオススメです☝️