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クリニックブログ

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蕁麻疹(じんましん)

2020年12月28日

こんにちは😊

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある、

皮膚科、美容皮膚科

ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ立田です。

今年も残すところわずかになりましたね💭

今年は予測のできない大変な年になりました🦠

今回は蕁麻疹について説明したいと思います。

じんましんは漢字で「蕁麻疹」と表し、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡を残さず消える病気です。人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると同様の皮膚症状が起こることからこの名前がつきました🍃

私自身つい先日、久々に蕁麻疹が出ました。

蕁麻疹の症状は、主にヒスタミンとよばれる物質により起こります⚡️

何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。

蕁麻疹を起こしやすくしたり悪化させたりする因子として、ストレスや疲労、体調不良、かぜなどの感染症などがあげられます😷💦

蕁麻疹の原因には様々なものがありますが、その多くは原因不明の特発性蕁麻疹で食物など原因が特定できる場合はわずかです。そのため、蕁麻疹が起こった場合、問診上疑われるものがない場合すぐに検査することは推奨されていません💉🙅‍♀️特発性蕁麻疹は薬による治療が有効です💊

多くの場合、薬を飲んでいれば症状はおさまりますが、止めればまた元通りの症状が出るようになってしまうことがあります。そのため慢性に経過する蕁麻疹の多くは、症状の有無に関わらず、長期にわたり薬を飲み続ける必要があります。しかしそのようにして症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ薬の量を減らすことができ、やがては薬を中止できるようになります😌

症状がでたときにスマホで写真を撮っておいたり、メモを残しておいたりすると問診の際に役立ちます✏️

お困りな事などありましたら、診察の際に相談して下さいね。