黄砂、PM2.5による皮膚炎
こんにちは🌷
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック
事務スタッフの服部です🕊
春は黄砂やPM2.5が多く飛来する季節です。
黄砂とは?
中国内陸部の砂漠の砂のことです。
黄砂粒子にはアンモニウムイオンや硫酸・硝酸イオン等の大気汚染物質やニッケルなどの金属粒子も含有されています。
PM2.5とは?
大気中に浮遊する2.5マイクロメートル以下の微粒子です。
この砂が中国から日本の方に吹く偏西風に乗って2月から暖かくなる5月にかけて運ばれてきます。
大気汚染物質が黄砂に付着するなどして大量にやってきて黄砂同様春に濃度がグンと上昇します。
症状🌳
黄砂とPM2.5が多くなる時期はスギ花粉・ヒノキ花粉の飛散する時期と一致するので花粉症状が悪化してしまう恐れがあります。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの他に喉の強い痛みや咳がでます。
また肌への影響としては、黄砂に含まれるカビ・ダニ・ホコリなどが原因でアトピー性皮膚炎を発症また悪化させ、粒子の刺激で肌荒れがひどくなります。
対策🌳
身体に取り込まないようマスクの着用をしましょう。
また家に入る時はしっかりと払い落として帰宅後すぐに手洗いうがいを心掛けましょう。