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クリニックブログ

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水イボ

2023年6月30日 カテゴリー:

こんにちは☀️

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある

皮膚科、美容皮膚科

ぎなん皮ふ科クリニックの看護師の

佐藤です🫧

そろそろ梅雨明け、お子様のプール開きも

迫ってくるかと思われます。そこで心配なのが

「水イボ」です。特に夏は多くの患者様が来院

されますのでお話しさせていただきます。

❤️‍🩹水イボとは?

正式には「伝染性軟属腫」と呼ばれる

ポックスウイルスの一種による感染症です。

集団生活や水遊び、タオルの共有、お風呂で

肌と肌がこすれあうことで感染する可能性が

あります🦠

水いぼは通常、免疫力が発達していない

お子様たちの体幹や四肢、デリケートゾーンや

下腹部、太ももの内側などに主に現れます。

水いぼは直径210mmの柔らかいブツブツが

できるのが特徴で、通常、痛みやかゆみは

ありません。ただし、引っ掻いてしまい

炎症を起こすと、かゆみを感じることが

あります。

水いぼの他の特徴としては、

☑︎比較的柔らかい

☑︎1つ1つがしっかりと独立している

☑︎表面が滑らか

☑︎光沢がある

があります。水いぼは少ないときには

2-3程度〜60個程度に増えていることも

あります😣

健康な子どもでは、6ヵ月~3年で自然に治る

ことが一般的ですが、個人差が大きく、

いつ治るかの確証はありません。

❤️‍🩹治療

当院では基本的に特殊なピンセットを使って

ウイルスの核となる部分をつまんで

摘出します。

少なくとも摘出された水いぼの部分は

再発しません。ただし、小さい水いぼの場合

摘出しきれない可能性があり、また痛みを伴う

治療です。

年齢や水イボの個数に応じて麻酔テープも

用意がありますのでご相談ください。

水イボかも?と思う症状がありましたら、

お気軽に診察にお越しください。