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クリニックブログ

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✋手足口病👣

2019年7月26日

こんにちは😊

各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

ぎなん皮ふ科クリニック 看護スタッフの🌙三月です。

🌞湿度が高くてむし暑い日が続きますが、皆さん体調は崩されてませんか

今回は今全国的に大流行の手足口病についてお話しさせていただきます💁‍♀️

手足口病は毎年🌻68月をピークに4歳までの幼児を中心とした疾患で、2歳以下のお子さんが半数を占めます。ただし、学童でも流行がみられることがあります。🎒

症状👣

手のひら、足のうらや足の甲、口のなかを中心に米粒大の水疱性の発疹(白っぽい水ぶくれのような発疹)があらわれるのが特徴です。

発疹が、お尻のまわりや脚・腕全体にあらわれることもあります。普通は痛みやかゆみはありませんが、口のなかの水疱がやぶれて口内炎になると痛みがでて、食事や水分がとりにくくなり、脱水症状を起こすことがあります。病気の始まりの頃に微熱を伴うことがありますが、12日でたいてい下がります。また水疱も1週間程度で消失します。

💥原因はウイルス💥

手足口病は、主にエンテロウイルス属の「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」によって引き起こされる乳幼児や小児に多い感染症で、その名が示すとおり、手のひら、足の裏、口の中に現われる水疱性の発疹を特徴とした病気です。原因となるウイルスにはいくつかの型があるので、何度もかかってしまうことも珍しくありません。

潜伏期間は、35日です。

🌀感染経路🌀

咳やくしゃみなどによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染と、便や水疱内容物のウイルスが手指を介して感染する接触感染によって感染します。

一般に手足口病は約1週間で軽快しますが、便中には、症状が回復した後も長期間(24週間)にわたってウイルスが排出され、便のついた手やおもちゃから口に入って感染することがあるので気をつけましょう。

💪予防💪

手足口病は、手指や飛沫を介して感染するので、手洗い・手指消毒やうがい、身の回りの消毒が基本的な予防方法となります。

  • 感染している子との接触後は、手洗い・手指消毒、うがいを行いましょう。
  • 便にもウイルスがいるので、こどもの排泄後はしっかり手洗い・手指消毒をするように指導し、赤ちゃんのおむつ交換の後は、しっかりと手洗い・手指消毒をしましょう。
  • 近所で流行っている場合には、おもちゃの貸し借りにも注意し、念入りな洗浄・清拭により物理的にウイルスを除去しましょう。除菌シートなどを使うのがオススメです💁‍♀️使用後のシートは袋に1度縛ってから捨てましょう。

当院では口腔内にできて食事や水分が摂れないお子さんには小児科さんをオススメしております🙇‍♀️