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クリニックブログ

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蜂窩織炎(ほうかしきえん)🐝💥

2019年8月31日

こんにちは😊

各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科8月も

ぎなん皮ふ科クリニック  看護スタッフの🌙三月です。😊

8月も今日で終わりですね😌

すでに新学期が始まってテストからのスタート😱っていうお話しを聞きました😳

楽しかった夏休み、皆さんは海や山など色んなとこに行かれたと思います😊

最近🏖🐠☀️海や川、山などでいつもより痒くて腫れてしまったという方もみえます😥

蚊などの虫刺されや湿疹を掻き壊したり、すり傷やとびひ・水虫から手や足がパンパンに腫れてしまった方が受診されてます。🧐

蜂窩織炎(ほうかしきえん)といって二次感染を起こしてしまった状態です😵

蜂窩織炎は皮膚深部から皮下脂肪の部分にかけて細菌が感染した状態😱

人の皮膚の下には皮下脂肪があり、皮下脂肪の下には筋肉が存在します。この皮膚の層構造の深いところから皮下脂肪にかけて細菌が感染した状態を蜂窩織炎と呼びます。

原因は擦り傷や虫さされなどの傷、アトピーや湿疹、とびひや水虫などで皮膚のバリア機能が破られるため😱

人間の皮膚は細菌に対して非常に強いバリアを持っています。通常、細菌が皮膚に付着したからといって、簡単には感染しません。

しかしこの強力な皮膚バリアが「何らかの理由」で破られてしまうと、そこから細菌が侵入して感染します。

「何らかの理由」としては下記のような場合が挙げられます。

虫刺されや擦り傷などの外的な損傷を負っている場合

アトピーや湿疹のために皮膚が弱っている場合

伝染性膿痂疹(とびひ)や白癬(みずむし)などの感染がもともと存在する場合

症状としては🤒腫れや痛み、発熱、寒気、関節痛やだるさなどがある😱

蜂窩織炎にかかると、皮膚が赤く腫れて熱をおび、触ると痛みを伴います。

その他、発熱、悪寒(さむけ)、戦慄(せんりつ:ふるえのこと)、関節痛、倦怠感(だるさ)などの全身症状が出ることもあります。

🤔蜂窩織炎は人にうつるのでしょうか?

蜂窩織炎は人から人にうつることはありません。👍

そのため、蜂窩織炎の患者さんに接近しても感染せず、健康な皮膚と皮膚が触れてもうつりません。

蜂窩織炎にならないために・・・

菌が傷に付着する可能性を低くするため、手洗いやアルコール消毒などの予防策を徹底して行い、蜂窩織炎から身を守りましょう。💁‍♀️

腫れて痛いなぁと感じた場合は早めの受診がオススメです💁‍♀️

治療は内服や外用などで症状に合わせて治療があります🍀