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クリニックブログ

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マスク着用による肌あれにについて

2020年7月3日

こんにちは☺️ 岐阜市、各務原市からも近い岐南町にある皮膚科・ 美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護スタッフ 石井です😊 本日はマスク着用による肌あれについてお話しさせて いただきます。 今はコロナウイルス(COVID-19)の影響で マスクが手放せなくなっていますね。そしてマスクを 長時間使用していることによって顔にニキビが…、 肌が荒れて…、と肌トラブルで来院される患者さんが みえます。 では、なぜマスクを長時間使用していることによって 肌トラブルが起きるのでしょうか? まずマスクを長時間使用していることによる摩擦 です。表情や口の動きに伴って肌とマスクが擦れ 合います。 そうすることにより肌のバリア機能が低下し、 ふだんは刺激にならない物質が(そのように)バリア 機能が低下している肌に入り込み炎症が生じます。 加えてマスク内が蒸れることにより雑菌が繁植 します。呼吸によってマスク内の湿度が上がるため ニキビの原因となる雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。 花粉やウイルスを排除する機能が優れている 不織布マスクを使用される場合は摩擦を少しでも 起こさせないようにするためにマスクの内側に ガーゼをはさむといいです😊 あと、私も手作りマスクを使用して分かったことです が、マスクがきついと押さえつけられる刺激になりますし、 ゆるいと上下にずれたりする摩擦が生じます。 ですから顔のサイズに合ったマスクをすると いいですね😊 またマスク内で繁殖した雑菌は顔にも付着しています ので、擦り過ぎないよう丁寧に洗顔をし、 バリア機能を整えるためにスキンケアに 心掛けていきましょう😊