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クリニックブログ

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茶あざ

2021年2月6日

岐阜市、各務原市からも近い岐南町にある

皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック

看護スタッフ宮部です🍒

本日は茶あざについてお話しさせていただきます。

茶アザは表皮に存在するメラニン色素が多いために、周りの皮膚より茶色く見えるアザです。

カフェオレ斑、扁平母斑、ベッカー母斑があり、年をとって生ずるシミやソバカスとは医学的に区別されています💁‍♀️

📍カフェオレ斑は生まれた時に存在しますが、生後まもなく生ずることもあります。

境界が明瞭なコーヒー牛乳色の色素斑で、

大きさは直径0.2~20cmと様々です。

10~20%の人にみられるよくあるあざですが

径1.5cm以上の色素斑が6個以上あれば

レックリングハウゼン病という遺伝疾患の可能性があります。

📍扁平母斑は生まれつきの色素斑ですが、

日本ではレックリングハウゼン病などにみられる色素斑をカフェオレ斑と称し、

それと見た目では全く区別できない色素斑があっても、

レックリングハウゼン病などの病気でない人に生じた場合は、扁平母斑と呼んでいます。

一方欧米では扁平母斑は、薄い褐色斑内にそれよりも濃い褐色の斑あるいは丘疹が点状に存在するものをいい、濃い色素斑はホクロの細胞(母斑細胞)からできています。

📍ベッカー母斑は遅発性扁平母斑とも呼ばれるように、思春期に生ずる大きな(平均125cm2程度)褐色の色素斑です。

表面はややざらざらし、境界はぎざぎざしていることが多いようです。

肩甲部から前胸部にかけて生ずることが多いのですが、おなかや、腕や足に生ずることもあります。

約半数の方で色素斑に多毛がみられます。

シミやそばかす?と思っても自己判断せず

皮膚科専門医のぎなん皮ふ科クリニックにご相談いただき、診断を受けていただくのがおすすめです💁‍♀️