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クリニックブログ

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異所性蒙古斑について

2021年11月2日

こんにちは😊

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある

皮膚科・美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニックの

看護スタッフ石井です。

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今回は異所性蒙古斑についてお話したいと思います。

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よく赤ちゃんのお尻にある青アザを見たことは

ありませんか?日本人を含む黄色人種では大部分の

赤ちゃんにみられます。10才頃までに消失し

それほど問題にはなりません。

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しかしお尻以外にできた青アザは異所性蒙古斑と

言われ自然に消える可能性は少ないと言われて

います。

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原因としてメラニンと呼ばれる黒っぽい色素による

ものです。青アザの蒙古斑以外に茶アザ、黒アザが

ありますがすべてメラニンが原因です。

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では同じ原因なのに何が違うかというと、それぞれが

ある深さです。

.          茶アザ→表皮

.          青アザ→真皮

.          黒アザ→表皮〜真皮

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院長は患者さんに「川を思い浮かべてもらって

浅いところは透明に見えるけど深くなるにつれて

緑色に見える。同じものでも深さによって色が

変わって見える。」とお話されています。

そう考えていただくと分かりやすいと思います☺

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衣服に隠れない露出した部分あったりすると

見た目が気になり精神的苦痛を伴ったりします。

それを少しでも和らげるためにレーザ治療があり

当院ではQスイッチルビーレーザーを

使用しています。

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これまでこの治療に関わってみてお子さんでしたら

2才を過ぎるようになると「何かされる」と

いうのが分かり恐怖の方を強く感じてしまう

ようにみえます😓辛い思いをさせるのはかわいそう

という思いも分かります。しかし何も覚えて

いないうちに治療してあげるのも1つの考えです。

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もしご自身にアザがあって気になる、お子さんに

アザがあって気になると思われたら一度受診し

ご相談ください。