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クリニックブログ

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しもやけに注意⛄️

2021年12月7日 カテゴリー:

こんにちは🌷

岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務スタッフの服部です🕊

12月に入り日中の気温も冷えきってまいりましたね。

生活をしている中で足が冷えて赤みが生じ、じんじんと痛みを感じたことはございませんか?

そのような症状がある場合寒暖差の影響で起こるしもやけが原因かもしれません❄️

ーーーーしもやけとは?ーーーー

寒い環境に長時間いることで手足の血流が悪くなり、寒さと暖かさの刺激を繰り返しうけることで炎症を起こししもやけとなります。

しもやけは医学的に凍瘡といい、初冬や初春にかけて発症しやすい症状です。1日中気温の低い真冬よりも、初冬や初春のような日中や夜との寒暖差があり平均気温が4℃5℃で気温差が10℃前後という環境で発症しやすくなります。

冷え性などの末端の循環が悪くなりやすい方、水によく触れることがある方、汗をかきやすい方にもよくみられます。

ーーーー主な症状ーーーー

繰り返し寒冷の刺激をうけた患部が赤色や赤紫色になり腫れます。

じんじんする痛みやかゆみを伴い、入浴などで温まることにより症状が強まることもございます。

樽柿型(たるがきがた)

患部全体が熟した柿のように腫れる。

子供のしもやけに多くみられる。

多型滲出性紅斑型(たけいしんしゅつせいこうはんがた)

指や手が部分的に丸く腫れる。

大人のしもやけに多くみられる。

ーーーー予防法ーーーー

・温かくして、冷やさない。

手足の末端が冷えやすい方の場合刺激を感じやすいため外出の際はマフラーや耳あて、厚手の靴下や手袋で保護をすることが大切です🧣

手や指が濡れたままで過ごしていると冷えやすくなってしまうため雪を触った際に手袋や靴下が濡れてしまった場合などは、そのまま過ごさずこまめに変えることが重要です。

・身体の血流をよくする

ゆっくり入浴をすることや、温かい食べ物を食べるなど内部からの予防も大切です。

マッサージをして血流を良くするのも効果的です。

1週間から3週間で症状は治まり、暖かい時期になると自然とよくなることがほとんどです。

ですが、症状がだんだんと悪くなってしまった場合はお薬を塗り炎症を抑えることが重要ですので気軽にご相談くださいませ🧤❄️