インナードライ①
こんにちは☺️
岐阜の岐南町にある
ぎなんメディカルスクエア
ぎなん皮ふ科クリニック 事務の奥です😊
今回はインナードライについてです!
下の3つに心当たりある方は意外にも
インナードライの方だったりします😭😭
- Tゾーンはベタつくのに、頬や口まわりがカサカサしている
- うるおって見えるのに、メイクノリが悪い
- あぶらとり紙でこまめに拭いているのにテカる
・ニキビケアを続けているのに、治らない
そもそもインナードライとは!
肌の表面は油分でベタついているのに、
内側は乾燥している状態。
水分と油分のバランスが崩れて、
バリア機能が低下している状態です! また、ベタつきとカサつきという
両極端な状態であるため、
肌質をコントロールしにくいのが特徴✅です🙋♀️
インナードライ肌は、どのようにして起こってしまうのか
説明していきます☺️
そのメカニズムをお話する前に、
まずは、皮膚の構造について簡単に触れていきます!
私たちの皮膚は
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
と3つに分類されます。
もっとも外側にあるのが「表皮」。 この表皮には、水分保持や外部からの
異物の侵入を防ぐ、バリア機能があります。
インナードライ肌はバリア機能が低下して、水分が蒸発。 その蒸発を防ごうと、過剰に皮脂を分泌させて、
皮脂膜で覆うようにしてしまうのです。
皮脂膜は健やかな肌にも存在しますが、
インナードライは過剰な皮脂量。
こうして内側がカラカラ、外側がベタベタの
「インナードライ」の状態が出来上がってしまうのです😭😭
そして、インナードライと間違えやすいのが"脂性肌" どちらも同じようにベタつきがあります。
しかし脂性肌は、水分も皮脂も多い状態。 思春期から20代前半に多くみられます。
Tゾーンだけでなく、頬やあごもテカることがあり
ニキビ、毛穴のつまり、毛穴の開きなどの
肌トラブルがみられることもあります🥺
一方、インナードライは同じく皮脂は多いものの、
水分は少ない状態🙅♀️ 部分的な差が大きくTゾーンは脂っぽく、
頬や口周りなどのUゾーンはカサつく傾向にあります。
また、乾燥肌との違いは、
乾燥肌は、水分も油分も不足した状態✅
一日中カサつきがあり、荒れやすい肌です。 インナードライと同じく水分は不足していますが、
油分も不足しているのでベタつきはありません🙅♀️
そのため、継続的に水分と油分を
バランスよく与えていくことが大切です。
一方インナードライは、日中になると
過剰な皮脂分泌によりベタつきを感じます。
一日を通して、ベタつきが気になる時間、
カサつきが気になる時間があります。
脂性肌と乾燥肌とインナードライの違いが
なんとなくでも分かったところでの見分け方ですが、
簡単にセルフチェックできるので試しに
やってみてください(^^)
セルフチェックで確認できる方法は"洗顔"です🧽
- いつもどおりの洗顔をする
- タオルで水分を拭き取り、スキンケアをしないで15分ほど放置する
これで、TゾーンがベタついてUゾーンが
乾燥してきたら、インナードライの可能性大!
肌トラブルや肌老化を招く前に、
インナードライに適したスキンケアや
生活習慣を取り入れていきましょう。