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クリニックブログ

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蕁麻疹(じんましん)🍃

2022年11月23日 カテゴリー: ,

こんにちは😊

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある、

皮膚科、美容皮膚科

ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ高木です。

11月も残すところわずかですね🍁🍂

今回は蕁麻疹(じんましん)について説明したいと思います。

みなさんは蕁麻疹を経験されたことはありますか?

私は初めて蕁麻疹が出たとき、驚いてすぐに病院へ行ったことを覚えています💭

じんましんは漢字で「蕁麻疹」と表し、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡を残さず消える病気です。人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると同様の皮膚症状が起こることからこの名前がつきました🍃

蕁麻疹の症状は、主にヒスタミンとよばれる物質により起こります⚡️

何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。

蕁麻疹は必ず跡かたなく消えてしまうのが特徴です!

また全体が平べったく膨らんだり、赤い輪のような形になることがあるのも蕁麻疹の特徴です⭕️

蕁麻疹(じんましん)の原因をよく「ストレスからくるのではないか」「食べ物や薬に対するアレルギー反応だ」と考えられがちですが、それだけではありません。

運動や寒暖差・日光・物理的な刺激・感染症など様々なものが「きっかけ」になります。

さらに明らかな誘因もなく自発的に膨疹(もりあがるような皮疹のこと)が出てくる『特発性じんましん』や複数の原因が関与しているケースあり、原因を探るのは難しいことが多いです😣

そのため、蕁麻疹が起こった場合、問診上疑われるものがない場合すぐに検査することは推奨されていません💉🙅‍♀️

蕁麻疹は薬による治療が有効です💊

多くの場合、薬を飲んでいれば症状はおさまりますが、止めればまた元通りの症状が出るようになってしまうことがあります。

そのため慢性に経過する蕁麻疹の多くは、症状の有無に関わらず、長期にわたり薬を飲み続ける必要があります。

しかしそのようにして症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ薬の量を減らすことができ、やがては薬を中止できるようになります😌

症状がでたときにスマホで写真を撮っておいたり、メモを残しておいたりすると問診の際に役立ちます✏️

お困りな事などありましたら、診察の際にご相談ください😊