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クリニックブログ

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🍋ビタミンCの種類と選び方 〜スキンケア〜

2024年5月12日 カテゴリー:

こんにちは!

岐南町にある皮膚科、美容皮膚科ぎなん皮膚科クリニック

看護スタッフ・コスメコンシェルジュ髙木です。 

本日はビタミンCについて説明します🍋

ビタミンCには主な肌への作用として抗酸化作用/美白作用/アンチエイジング作用が挙げられます。

ビタミンCには大きく2種類「ビタミンC(アスコルビン酸)」と「ビタミンC誘導体」があります。

アスコルビン酸=活性型ビタミンC

アスコルビン酸は水に溶ける水溶性ビタミンの1つ。

ビタミンCそのものを指し、ピュアビタミンCとも呼ばれることもあります。

アスコルビン酸は肌に塗布したそのままの形で作用するため効果が認められやすく、その効果を認めるまでの時間が早い特徴があります。

しかし肌に馴染みにくく、光や熱だけでなく空気に触れるだけで簡単に酸化してしまい、効果が損失してしまいやすいことが難点でもあります。

また人によっては刺激を感じやすいこともあります。

ビタミンC誘導体=非活性型ビタミンC

ビタミンCに化学修飾をすることで、肌に吸収されやすいようにしているもの。

またビタミンC誘導体には水溶性・脂溶性・両親媒性があります。

ビタミンC誘導体というのは、そのままの形で肌に作用するのではなく、塗布して活性型ビタミンCに変換されたあとに初めて肌に作用する成分になります。

そのため作用するまでに時間がかかるデメリットがある反面、アスコルビン酸と比べて安定性が高く刺激になりにくいメリットがあります。

刺激などでなかなかアスコルビン酸が使えないという方はビタミンC誘導体がひとつオススメになってきます😌

中でもオイリー肌やニキビが気になるという方はアルコルビルリン酸Naやアスコルビルリン酸Mgが相性の良い成分になるかと思います。

よりエイジングケアをしていきたい方には脂溶性のビタミンCであるアスコルビン酸テトラへキシルデシルやアスコルビン酸テトラへキシルデカン酸という成分がオススメになってきます。

【オススメするビタミンCドクターズコスメ】

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■ゼオスキン シーセラム

ゼオスキンシーセラムはビタミンC10%(アスコルビン酸)をパウダー状で配合。

アスコルビン酸テトラヘキシルデシル(脂溶性)も配合されているため、即効性に加え浸透性も高いです。

お肌の奥まで壊れることなく浸透し、その効果を長く発揮します。

他のクリーム基剤とは違い、汗をかきやすい時期でもさらさらとているので使用しやすく、また、レチノールを使用した際の赤みを軽減する抗炎症剤としての併用にも効果的です。

くすみや毛穴が気になる方、皮脂が多い方、ニキビができやすい方にオススメです。

レモン250個分相当のビタミンCを配合。

※軽度な赤み、チクチク感やヒリヒリ感が一般的にビタミンCの反応として現れることがあります。

■C+コレクティング コンプレックス30%

C+コレクティング コンプレックス30%は脂溶性ビタミンCです。

高純度・高濃度のアスコルビン酸テトラへキシルデシル30%を配合。

赤ら顔が気になる方や、ビタミンCを取り入れたいけど乾燥や刺激感が気になる方にもオススメです。

■リュクシー

水溶性ビタミンCでアスコルビルリン酸Na 10%配合されています。

ニキビやニキビ跡、美白、くすみに効果があります。

さらに皮脂抑制効果やしみそばかす予防にもしっとり感があり、乾燥肌の方もお使い頂けます。  

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ビタミンCと言っても色々な種類があるため、ご自分の肌質や肌悩みに応じて使いやすいビタミンCの成分を取り入れていただくのがオススメです🍋

他にも今使っているスキンケアが自分に合っているか、どんな成分が自分に合うのかなど、気になることがありましたらお気軽にご相談ください☺️