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クリニックブログ

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水イボ(伝染性軟属腫)

2018年11月29日

こんにちは🎵各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

ぎなん皮ふ科クリニック 看護スタッフ 🌙三月です。 😊

今日は当院で治療している水イボ(伝染性軟属腫)の治療についてご紹介させていただきたいと思います🙇‍♀️

水イボはポックスウイルスというウイルスによってできます。無治療でも自然に免疫が出来て個人差はありますが半年から2年で治癒していくものと言われています。

しかし、小さなお子さんや乾燥肌のお子さんは無数に拡がってしまうことがあります💦

伝染性と付く病名の如く、乾燥して痒みや湿疹があるとご自身で搔いて拡げてしまうことがあります‼️これからの時期は保湿がすごく大切です☺️

水イボの特徴は中心部分が凹んでいる乳白色をしています。

さて、水イボはどこでうつるのでしょうか❓🤔

プールやお風呂の水では感染しません。

肌と肌の接触やビート板やタオルの共有でうつると言われています。

ご兄弟でどちらかに水イボがある時は別々の入浴が好ましいです👦🏻👧🏻

次に水イボの治療方法についてお話しします‼️

水イボは様々な治療方法があります。

♔特殊なピンセットでつまんで摘除する。

♔ヨクイニン(ハトムギエキス)の内服。

♔硝酸銀での処置

♔液体窒素での処置

♔スピール膏を貼る

などがありますが、硝酸銀や液体窒素での処置は長い間跡が残るリスクがあり、スピール膏もふやけてぐじゅぐじゅになることがあるため当院では推奨しておりません。

当院では治療を希望される際にはリング鑷子での摘除を行っています。

摘除は痛みも伴うため、ペンレスという保険適応の麻酔のシールを1~3時間貼って痛みを軽減する方法を行っています😊

摘除は傷跡を残さないように「引きちぎる」のではなく「こすり取る」ように行います!

ペンレスの貼り方も説明させていただいています。水イボの見つけ方もお話しさせていただいています。

擦れ合う部分はよくチェックしていただいたり、これからの時期は保温しながらですが、入浴後の赤くなったお肌には白っぽい水イボは見つけやすくなります🙌

まずは水イボかな?と思われたら診察をオススメします‼️