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クリニックブログ

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2020年7月のブログ記事

いぼ(尋常性疣贅)とは?

2020年7月2日

こんにちは🌞

岐阜市、各務原市からも近い岐南町にある、皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護スタッフの宮部です🏖

本日は、いぼ(尋常性疣贅→じんじょうせいゆうぜい)についてお話しさせて頂きます💁‍♀️

いぼ(尋常性疣贅)とは❓

ひふの一部が盛り上がった小さいできもので、特に手や足によくできます。

📍原因

○『ヒトパピローマウイルス』と呼ばれるウイルス感染です

○ヒトパピローマウイルスには多くの種類があり、種類の型の違いでよくできる部位やいぼの形に違いがあります。

○ひふにできた小さなキズからウイルスが入り込み、3〜6ヶ月を経ていぼをつくります

○子供に多くみられ、キズがつきやすい手足や、ひじや脇の下にもできます

📍症状

○最も多くみられる手足では、数ミリ程度の小さいひふの盛り上がりがみられます

○1つだけポツっとできることもありますが、多発して集まって融合し、面で広がることもあります

○通常、痛みなどの自覚症状はほとんどありません

○足の裏にできるとあまり盛り上がらず、ざらざらして硬くなることがあります

○放置すると多発して、治るまでに時間がかかります

📍治療

○当院では凍結療法で治療開始します

スプレー式の液体窒素を使います。

綿棒の液体窒素より、短時間で治療ができます✨

1回で完治することは少なく、複数回の通院が必要です。

📍注意

○足の裏にできたいぼは、うおの目やたこと似ており、誤った市販薬などを用いると悪化することがあります。

○いぼを触ることで、他の部位に広がることがあります。気になっても触らないようにしましょう。

もしかして??🙀と思った時は早めに皮膚科受診してくださいね😌

マスク着用による肌あれにについて

2020年7月3日

こんにちは☺️ 岐阜市、各務原市からも近い岐南町にある皮膚科・ 美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護スタッフ 石井です😊 本日はマスク着用による肌あれについてお話しさせて いただきます。 今はコロナウイルス(COVID-19)の影響で マスクが手放せなくなっていますね。そしてマスクを 長時間使用していることによって顔にニキビが…、 肌が荒れて…、と肌トラブルで来院される患者さんが みえます。 では、なぜマスクを長時間使用していることによって 肌トラブルが起きるのでしょうか? まずマスクを長時間使用していることによる摩擦 です。表情や口の動きに伴って肌とマスクが擦れ 合います。 そうすることにより肌のバリア機能が低下し、 ふだんは刺激にならない物質が(そのように)バリア 機能が低下している肌に入り込み炎症が生じます。 加えてマスク内が蒸れることにより雑菌が繁植 します。呼吸によってマスク内の湿度が上がるため ニキビの原因となる雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。 花粉やウイルスを排除する機能が優れている 不織布マスクを使用される場合は摩擦を少しでも 起こさせないようにするためにマスクの内側に ガーゼをはさむといいです😊 あと、私も手作りマスクを使用して分かったことです が、マスクがきついと押さえつけられる刺激になりますし、 ゆるいと上下にずれたりする摩擦が生じます。 ですから顔のサイズに合ったマスクをすると いいですね😊 またマスク内で繁殖した雑菌は顔にも付着しています ので、擦り過ぎないよう丁寧に洗顔をし、 バリア機能を整えるためにスキンケアに 心掛けていきましょう😊
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