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クリニックブログ

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冬の季節の加湿について

2021年12月12日 カテゴリー:

こんにちは!

岐阜市や各務原市から近い岐南町にある一般皮ふ科、小児皮ふ科、美容皮ふ科の岐南皮ふ科クリニック

看護スタッフ谷腰です

このたびは乾燥する冬の季節の「加湿と健康・美肌」について👀話します。

冬ってすごく乾燥しますよね🙄なぜ、冬は乾燥するのでしょうか?

それは空気中の「飽和水蒸気量」というものが関係しています。

気温が高くなる夏🌞などは、大気中の空気の飽和水蒸気量が増え、大気は多くの水蒸気を含むことができます。そのため比較的多湿になります。夏に蒸暑い日があるのはそのせいですね🥵

しかし、気温が低下する冬☃️は、大気中の飽和水蒸気量が下がり、大気は少しの水蒸気しか含めなくなります。そのため水分を手放してしまい、その結果空気が乾燥します。

ちなみに、寒い冬に吐く息が白いのはこれと同じで、気温が低いと水分も空気に溶け込めなくなるため、余った水分が白く目に見えるようになります❄️

空気が乾燥することで、冬はより皮膚の水分が蒸発してしまい、お肌や唇などがカサカサしたり、粉がふいたりします。

さらには乾燥は小ジワの原因にもなるとも言われています🙀

そして、乾燥はウイルス🦠などの感染もしやすくなるのは有名ですね。

なぜかというと、乾燥する空気中では、ウイルスは水分を手放し軽くなります。そのため軽くなったウイルスは長時間、空気中を漂うことができ、人の口や喉などへ侵入しやすくなります。

また鼻には高い加温・加湿力、フィルターの役割がありますが、乾燥することで鼻や喉の粘膜が傷つき、そこから雑菌やウイルスが侵入することで感染につながります🤧

そのため冬の加湿は私たちにとって

・ウイルスの質量を大きくし長時間漂えなくする

・鼻や喉を保護する

・肌や唇の乾燥、肌荒れを防ぐ

・小ジワなどの肌トラブルを防ぐ

などたくさんの健康や美容のメリットがあります🙆‍♀️✨

健康にも美容にも良いと言われる、冬の理想の湿度は、5060%といわれています。

ちなみに加湿しまくれば良いという訳ではなく、湿度が65%を超えると、今度はカビの発生率も上がります。カビを吸い込むとカビ胞子が肺に侵入し肺炎などを起こすこともあります⚠️

適度な加湿が良いのです🙆‍♀️

まだまだ寒く乾燥します。ウイルス感染も増えてきます。健康と美容のために、加湿も大切にし、冬を健やかに乗り切りましょう💪