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クリニックブログ

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掌蹠膿疱症 前編

2024年10月27日

こんばんは🌙

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある

皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の

ぎなん皮ふ科クリニック

看護師の吉永です💁‍♀️

今回は掌蹠膿疱症についてご紹介いたします!

掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏に

うみをもった小さな水ぶくれが

繰り返しできる病気です。

膿疱の中には細菌やウイルスなどの

病原体は入っていないため、

直接触れても人に感染することはありません。

また、遺伝しやすい傾向はなく、

妊娠や出産に影響することもありません。

◯症状

主に手のひらと足の裏に小さな水ぶくれや

膿疱などの病変が現れます。

手のひらや足の裏以外にも、

脛や膝、肘、頭などに

症状があらわれることがあります。

また、爪が変形したり骨や関節が

痛んだりすることもあります。

特徴的な症状は、水疱からできる膿疱で、

できはじめに痒みを伴うことが多く、

しばらくすると膿疱が乾いて

茶色っぽい瘡蓋となり、剥がれ落ちます。

周りの皮膚にも炎症が及んで赤くなり、

表面の角層が浮いてカサカサします。

角層がつみ重なって厚くなると、

歩くたびにひび割れて痛みを生じます。

◯原因

原因は解明されてないことも

多く残されていますが、

以下の悪化因子が挙げられます。

①喫煙

②病巣の感染

③金属アレルギー

掌蹠膿疱症のお話は次回に続きます💁‍♀️