掌蹠膿疱症 前編
こんばんは🌙
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
看護師の吉永です💁♀️
今回は掌蹠膿疱症についてご紹介いたします!
掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏に
うみをもった小さな水ぶくれが
繰り返しできる病気です。
膿疱の中には細菌やウイルスなどの
病原体は入っていないため、
直接触れても人に感染することはありません。
また、遺伝しやすい傾向はなく、
妊娠や出産に影響することもありません。
◯症状
主に手のひらと足の裏に小さな水ぶくれや
膿疱などの病変が現れます。
手のひらや足の裏以外にも、
脛や膝、肘、頭などに
症状があらわれることがあります。
また、爪が変形したり骨や関節が
痛んだりすることもあります。
特徴的な症状は、水疱からできる膿疱で、
できはじめに痒みを伴うことが多く、
しばらくすると膿疱が乾いて
茶色っぽい瘡蓋となり、剥がれ落ちます。
周りの皮膚にも炎症が及んで赤くなり、
表面の角層が浮いてカサカサします。
角層がつみ重なって厚くなると、
歩くたびにひび割れて痛みを生じます。
◯原因
原因は解明されてないことも
多く残されていますが、
以下の悪化因子が挙げられます。
①喫煙
②病巣の感染
③金属アレルギー
掌蹠膿疱症のお話は次回に続きます💁♀️