2025年10月28日 カテゴリー: 保険
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です🌛
今日は口唇ヘルペスについてお話します💋
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口唇ヘルペスとは、唇やその周りにピリピリ、チクチクするような違和感や痒みが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができる病気です。
疲れた時や発熱時など、免疫が低下している時に症状がでます。
最近急に寒くなり、体調を、崩す方も多いのではないでしょうか。
💥原因💥
単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。
症状が出ている人の水ぶくれ、唾液、涙液などに接触することで感染します。
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💊治療💊
ウイルスの増殖を抑える「抗ヘルペスウイルス薬」の飲み薬や塗り薬を使います。
唇やその周りにピリピリ、チクチク⚡するような違和感が出てきた早い段階での治療が重要です!
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🫧注意点🫧
✅かさぶたは取らないようにしましょう。
✅人に移さないように、水ぶくれに触れたら石けんを使って手をキレイに洗いましょう。
✅タオルやコップは共用しないようにしましょう。
✅洗顔料をよく泡立てて、優しく洗いましょう。
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ピリピリとした症状を感じたら、早めの内服がおすすめです。お気軽に皮膚科へご相談下さい。🏥
2025年10月28日 カテゴリー: ニキビ, 保険
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です。
今日はニキビについてお話します😌
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ニキビのできるきっかけは、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなり、毛穴を塞いでしまうことです。それを好むアクネ菌が増え、ニキビになります。
🌝ニキビのタイプ🌝
角質肥厚:毛穴部分の角層が厚くなり、毛穴が詰まる。また、ホルモンの影響で皮脂分泌が過剰になる。
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白ニキビ:毛穴の出口部分が塞がると皮脂がたまり、アクネ菌が増える。皮脂が酸化すると黒ニキビになる。
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赤ニキビ:毛穴内に炎症が起こり毛穴周りが赤く腫れる。悪化して、膿をもつと、黄ニキビになる。
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⭐ニキビができたときの注意点⭐
・潰さない。(炎症を起こし、化膿する可能性あり)
・過剰な洗顔は行わない。(しっかり泡立て、やさしく洗顔する)
・手で触ったり、刺激を与えない。
・油分を控えめにする。
🌛予防法🌛
・基本は洗顔!余分な皮脂はしっかり洗い流すことです。洗い過ぎると必要な水分、油分を取り去ってしまうので、基本的に1日2回までで十分です。
・しっかり睡眠をとること。
・便秘を避ける。
・アクネ菌は油分をエサにして繁殖します。アクネ菌のエサになりにくいノンコメドジェニックと表示された化粧品を使うほうが、ニキビができにくくなります。
・バリア機能のある正常な角層を維持するために保湿を行いましょう。
いつまでも治らない、炎症や化膿してしまった場合は、治療薬がありますので、皮膚科の受診をおすすめします。
2025年10月15日 カテゴリー: 保険
こんにちは🌿
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック、看護スタッフの田代です😊
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老人性血管腫とは?放っておいて大丈夫?
今日は「老人性血管腫」についてのお話です。
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体に赤い小さな点やほくろのようなポツポツが増えてきた…そんな経験はありませんか?それは「老人性血管腫」と呼ばれる毛細血管が増殖してできた良性のできものかもしれません。
赤ホクロ、ルビースポット、チェリースポットなどと呼ばれています。
高齢者によく見られますが、20代の方に見られることも珍しくありません。1〜5ミリほどの赤い斑点が顔や胸・お腹・背中などに現れます。
加齢や紫外線、遺伝などが影響すると言われています。
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痛みやかゆみはほとんどなく、健康への悪影響もないため、そのまま放置して問題ないことがほとんどです。ただし、服や爪で引っかかって出血したり、見た目が気になるという理由で相談に来られる方もいます。
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老人性血管腫は自然に消えることはないため、見た目が気になる場合は治療を行う必要があります。当院ではVビームでのレーザー治療が可能です。

やってはいけない事は、自分で切ったり潰したりすることです。出血が止まらなかったり、ばい菌が入って炎症を起こしたり、跡が残ることもあります。
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気になる方は、一度ご相談ください💁🏻♀️
2025年10月7日 カテゴリー: 保険
こんにちは☀️
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある
皮膚科、美容皮膚科の ぎなん皮ふ科クリニック
看護師の高須です🌛
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本日は、パッチテストについてお話させて頂きます。
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パッチテストは、化粧品や金属、洗剤などに含まれる特定の物質が、肌にアレルギー反応を引き起こすかどうかを調べる検査です。アレルギー性接触皮膚炎の原因物質(アレルゲン)を特定するために行われます。
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アレルギー性接触皮膚炎は、アレルゲンに触れることで、かゆみや赤み、ブツブツなどの炎症が起こる病気です。パッチテストでは、原因と考えられる物質を背中や腕の内側に貼り付け、時間ごとの肌の状態を観察することで、その物質に対するアレルギーの有無を診断します。
🟠パッチテストの進め方🟠
✅アレルゲンを貼る
病院で、アレルギーが疑われる複数の物質を染み込ませた絆創膏のようなものを、背中に貼ります。かぶれる可能性のある物質を絞り込むため、事前に医師が問診を行います。
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✅48時間後に一度目の判定
アレルゲンを貼ってから、約48時間後に一度目の判定を行います。絆創膏をはがし、貼っていた部分の皮膚の赤みや腫れ、水ぶくれなどを医師が確認します。この間、入浴や激しい運動は控えます。
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✅72時間後以降に最終判定
さらに、72時間後や1週間後など、数日経ってから最終的な判定を行います。アレルギー反応は時間が経ってから現れることもあるため、複数回の観察が必要です。
🟡パッチテストでわかること🟡
パッチテストは、主に以下のようなケースで役立ちます。
・化粧品:化粧水、ファンデーション、シャンプーなど
・金属:ピアス、ネックレス、時計など
・医薬品:貼り薬、塗り薬など
・その他:ゴム、毛染め剤、洗剤、植物など
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特定の物質に対するアレルギーが分かれば、その物質を避けることで肌トラブルを予防することができます。
🔴注意点🔴
実施できる時期:皮膚炎がひどい時や、ステロイド剤などの薬を使用している場合は、正確な判定ができないことがあります。医師と相談して、適切な時期に行いましょう。
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反応の出方:テスト中はかゆみや赤みが出ることがありますが、これはアレルギー反応を調べるためのものです。あまりにもつらい場合は医師に相談してください。
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当院では、火曜日か土曜日で行っております。その後、2日後、3日後、7日後に診察が必要です。
気になる方は一度ご相談下さい。
2025年10月1日 カテゴリー: 保険, 皮膚の病気
こんにちは😊😊
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある
皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮ふ科クリニックの
事務スタッフの河合です。
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巻き爪、陥入爪(かんにゅうそう)
の治療について
巻き爪と陥入爪の違い
巻き爪は、
爪の両端が内側に丸く巻いてくることです。
陥入爪は、
爪の角が皮膚に刺さって炎症や膿んでしまう症状です。

どちらも爪の切り方で症状を緩和することができます。
爪の両角を深く切らないようにして
爪の角を指から少し出るくらいに爪切るのがおすすめです。
切り過ぎてしまう方は
爪やすりで削って整えれば切り過ぎてしまうことは避けられると思います。

皮膚に爪が食い込んで腫れてしまい痛みが出てくることがあります。
テーピング法という処置で
痛みを和らげることができるため
爪が伸びてくるまではその処置をして痛みを和らげましょう。
①伸縮性テーピングを準備
1センチ幅を5センチぐらいに切る
②爪の食い込んで痛みのある角の皮膚のところからテーピングを貼る
③テープを指の付け根側に斜めに引っ張りながら足の裏側に回して貼る
それでも毎回、腫れたり痛みが出てしまう方は手術などをすることもできます。
手術とはならないように、
爪の切り方やテーピング法など活用して痛くならないようにしましょう。