水イボについて
こんにちは😊
各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科
ぎなん皮ふ科クリニック 看護スタッフの🌙三月です。 😊
雨の日が続きますが、体調を崩されていませんか❓
今年は長い梅雨🐌になるそうですね😔
今日はプールが始まる前までに治療を希望される患者様が増える治療の1つ、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)=水イボについてお話しします💁♀️
水イボは伝染性軟属腫ウイルス(MCV)の感染によって生じます。
感染は接触感染です。
皮膚に小さななキズがあったときにMCVが体内に侵入して皮膚の角化細胞に感染を生じます。MCVに感染した角化細胞は膨脹し、分裂速 度が速まって、軟属腫小体と呼ばれる細胞の塊(水イボの芯の部分)を形成します。
感染を生じてからイボが目に見える大きさに育つまでの潜伏期間が約1ヶ月間あると言われています。
水イボを取りきった後も1ヶ月以内はまた出てこないか観察することが重要です🙌
症状としては、主に小さいお子さんの体に粟粒大~数mmまでの光沢のあるイボができて、徐々に数が増えてきます。
顔にも出来ることがあります。😱
プールなどで肌の接触により感染しますので、最初は子供同士で触れ合う場所に水イボはできます。
イボを触った手で他の場所を引っ掻くなどして、皮膚の表面で感染は拡がって行きます。
ウイルスに対する免疫ができると治療しなくても半年から1年位で自然に治癒すると言われています。
施設によってはプールを禁止されているとこがあるので、治療を希望するかどうかは親御さんにおまかせしております。
治療は・・・
専用のピンセットで水イボをひとつひとつ取る方法です。
水イボを取ることに関しては確実な方法ですが、痛みを伴うため、小さなお子様の場合は治療1時間ほど前に局所麻酔薬の貼り薬を貼ることで治療中の痛みは和らぎます。
お肌が乾燥していると新たな水イボが出来やすいため、保湿がオススメです🙆♀️
兄弟間でも感染しあうことがありますので、可能であれば入浴も水イボがない子からの入浴、バスタオルも別々で使用するようにお伝えしています💁♀️
水イボかも?と思われたら、受診をオススメします😉