低温やけどに注意☃︎
こんにちは🌷
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務スタッフの服部です🕊
11月に入り朝・晩の気温が低くなり寒さがだんだんと強まってまいりましたね。
これからの時期に外出される際カイロを利用されたり、就寝の際に湯たんぽを使用される方が増えてきます。
そこで注意していただきたいのがカイロや湯たんぽを利用した際に起こる
「低温やけど」です。
ーーー低温やけどとは?ーーー
短時間当たっても問題のない体温より少し高いくらいの熱(44℃~50℃)を持つものに長時間当たり続けることが原因です。
皮膚の奥までじっくりと進行するため自覚症状が現れにくいのが特徴です。
気づかないうちに皮膚の奥まで損傷するため、短時間で高温の物に触れてやけどをするよりも重症化しやすいといわれています。
目に見えての症状は少なく皮膚がヒリヒリしたり、うっすら赤みを生じます。
長時間といっても製品の温度が50℃に達している場合、約4~5分の接触で低温やけどを引き起こすので製品の使用に注意が必要です。
ーーー低温やけどを引き起こさないための注意ーーー
・カイロ
貼るカイロの場合、皮膚に直接貼るのではなく服の上に貼った状態で使用する。
・湯たんぽ
お湯の温度が高い場合は直接使用するのではなくタオルなどで保護した状態で使用する。
その他製品でも使用の際は長時間触れてしまうと知らない間に低温やけどを引き起こしてしまうので注意しましょう🧶
冬の寒さが厳しくなってまいりますので体調管理に気をつけてください⛄️