小児の蒙古斑の治療経過
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある、
皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ高木です!
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか🍃
今回は蒙古斑の治療・経過について説明します😌
0歳11ヶ月 治療前の写真です📷
蒙古斑は自然に消えるといわれていますが「墨汁を垂らしたよう」と表現される濃さの蒙古斑は
消えずに大人になっても残存することも多いです。
また、見える場所だと内出血のようにも見えたりすることでお子様だと虐待じゃないかと
疑われたりすることもあると親御さんが悩むケースもあるとのことです。
当院では異所性蒙古斑(おしり以外の蒙古斑)について
Qスイッチルビーレーザーを使用して保険診療で治療しています。
(令和3年6月 レーザー治療開始)
こちらは令和4年1月の写真です📷
(治療開始から7ヶ月経過)
何度か照射が必要な場合もありますがこちらの患者様は経過が良く1回の照射でとても綺麗になっています✨
親御さんも大変満足されこれにて治療終了となりました。
数回照射する場合は時間もかかってしまうため、2歳3歳まで待ってからでは痛いことをされたと記憶に残る可能性もあります😢
お子様の痛がってるところを見るのは辛いと思いますが、成長すると力が付いてくるので動かないように抑えることが難しくなってくるため早めの治療がオススメです。
また、小さなうちであればレーザー照射の面積も少なくて済みますが、成長に伴いどんどん照射範囲が広くなってしまいます。
痛みを伴う治療なので、1時間程麻酔テープを貼って頂いた後にQスイッチ・ルビーレーザーという機械で照射します。
照射後は1週間程度、処置用のテープを貼って頂きます。
当院ではその他、「赤アザ」と言われる血管腫や「茶アザ」といわれる扁平母斑も保険診療で治療可能ですので
お子様のアザでお悩みの方は早めに御相談下さい😌