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クリニックブログ

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日焼け止めの塗り方

2023年3月22日 カテゴリー:

こんにちは☺️岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック 看護部の熊谷です🧸

朝晩も冷え込みも弱まり、さくら開花の知らせも届き始めましたね。暖かく日差しが強くなり個人的には紫外線が気になり始めました。

日焼け止めを日常的に使用することはもちろんなのですが、日焼け止めを塗ると垢みたいなものがポロポロと出たり、白浮きするのが悩みでした。シミができるメカニズムのお話は省略しますが、きょうは日焼け止めの塗り方をお伝えしたいと思います。

紫外線もそうですが摩擦も肌にとって良くないので日焼け止めを塗る時だけでなく、スキンケアの基本は擦らず、叩かず、引き伸ばさず優しくプレスすることです。

日焼け止めを塗るときはまず、洗顔をして化粧水、乳液を肌に塗ります。このときビタミンCを含むものや、しっとり感が強い製品のあとに日焼け止めを塗るとポロポロと垢のように崩れたりすることがあります。ビタミンC含有の製品を省いたり、さっぱりとした製品を使うと日焼け止めのノリが良くなる事が多いので製品を見直し、スキンケアが肌に馴染んでから日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めを顔に塗るとき、日焼け止めを手のひらに出すと、手のひらや指のしわに日焼け止めが入り込んでしまい40%程度は手に残ってしまうそうです。ある美容本では、手の甲の親指と人差し指の凹み(解剖学的嗅ぎタバコ窩と言うそうです)にはしわが少ないのでそこに日焼け止めを出すと無駄が少ないそうです。

量は日焼け止めの容器に目安の量が書いてあればそれを参考にしてください。顔全体に約0.8gが適量で乳液タイプなら500円玉大、クリームタイプならパール23粒大に相当します。一回で塗りきれないときは2回に分けて塗りましょう。

顔に塗るときはくるくると擦ったり、顔の上で塗り伸ばすのは、しみやたるみの原因になってしまいます。頬やおでこ、あごなど面積の広い部分にスタンプを押すようにポンポンと広げて、あとは指先を使い小鼻や目の周りに塗ります。頬やおでこ、鼻先、あごなど出っ張っている部分は太陽光に当たりやすいので重点的に塗りましょう。まぶたやこめかみは塗り忘れることが多いので注意して、耳や首も塗るようにしましょう。

白浮きは時間とともになじみます。化粧ノリを良くするためにおすすめなのは、日焼け止めを塗ったあと30分くらいおくと自然になじみます。朝であればその30分で朝食を摂ったり洗濯を干したりします。日焼け止めがしっかり馴染んだらお粉や眉、アイメイクをしましょう。

日焼け止めはマスクなどの摩擦で落ちてしまうので本来なら23時間おきに塗り直したほうがいいですが現実的ではありませんよね。日焼け止めスプレーをふる、日焼け止め効果のあるパウダーを使う、日傘をさしたり帽子をかぶることもおすすめです。

こちらは当院でも取り扱いがありスタッフにも大人気の紫外線対策の化粧品です。

エムディア UVシルキープロテクション / SPF50+ PA++++ (50g)

かぶれなどの症状が起こりにくい紫外線散乱剤のみを使用しており、肌が弱い人にもおすすめです。紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)で肌にやさしい低刺激の日焼け止めで、美容施術後の肌にも使用していただけます。

サンソリット ユーブロック スプレー/SPF50+ PA++++ (90g)

日焼け止めの塗り直しや重ねづけ、塗りにくい箇所にも使いやすいきめ細かいスプレー。

シミやたるみが気になれば美容施術を受ければ良いのですが、日頃から予防も大切ですね。皆さんで美肌作りしていきましょう☺️

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