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クリニックブログ

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低温やけど

2024年1月17日 カテゴリー:

こんにちは🐣

岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門

医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科ク

リニック、看護スタッフの不破です😊

まだまだ寒さが続きますね😖❄️

今日は低温やけどについてお話します!

低温やけどは体温より少し高いくらいの熱を持

つものに長時間当たり続けることが原因で起こ

ります🔥

例えば、カイロや湯たんぽ、電気カーペット、

電気あんか等です。低温やけどはすぐには気が

つかないことが特徴で、湯たんぽ等が長時間素

肌に触れ続けることで自覚症状のないまま皮膚

の奥のほうにじわじわとダメージが拡がってし

まいます。

「低温」という名前から、やけどの程度も軽い

のでは?と思われがちですが、低温やけども重

症化したり、高温のやけどより治りにくくなっ

たりすることがあります😢多くの場合、低温や

けどが発症してすぐ見られる症状は、赤みや痛

み、水ぶくれなどです。その後、2週間ほどかけ

て血流の悪化とともに細胞の壊死が進み、皮膚

が黒くなっていきます。

痛みや赤みがある早期であれば、流水💧で冷や

しましょう。冷やすことで、こうした症状を抑

えることができます。だいたい10~30分くらい

かけて、水道水などの流水を直接患部にかけま

す。その際、水ぶくれがあれば、なるべく破ら

ないようにしましょう。

🚨ただ、冷やすことで皮膚への損傷が抑えられ

るわけではありません。また、流水ではなく氷

で冷やした場合、皮膚の薄い高齢者👨🏼‍🦳や乳幼児

👶🏻は、凍傷🧊になることもあるため、注意しま

しょう。重症化させないためにも早めの皮膚科

受診をおすすめします😊