青あざ(蒙古斑)
こんにちは☀️
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
看護部 大島です🧚🏻♀️✨
今日は青あざ(太田母斑、異所性蒙古斑)
についてご紹介します!!!
【青あざとは?(太田母斑・異所性蒙古斑)】
青あざは色素細胞(メラノサイト)が皮膚の深いところ(真皮)に集まって出来るアザで、生まれつき又は生まれて間もなく出来るものや思春期以降の大人になってから出来るものがあります。
生まれつきの青あざが蒙古斑です。
⭐︎蒙古斑、異所性蒙古斑
蒙古斑は生後1週から1ヶ月ころまでに、青いシミがお尻や背中の下部にみられるもので、胎生期の真皮メラノサイトの残存と考えられています。日本人にはほぼ100パーセントにみられ誰でも知っている「あざ」のひとつですが、5,6歳までに自然に消失しさほど問題にはならないですが、まれに通常の部位以外にも蒙古斑がみられることがあり、これを異所性蒙古斑といいます。
⭐︎太田母斑
思春期以降の大人になってからできるものの代表が太田母斑です。太田母斑は目の周りや頬を中心とした片側顔面にできます。思春期以降の女性に多いのが特徴ですが、乳児期から濃くなっていくものや両側に出来るものもあります。
肩の周りにできる同じ様なアザは伊藤母斑と呼ばれます。
異所性蒙古斑の大半は学童期までに消失することが多く、蒙古斑同様治療の必要はありませんが、なかには青いシミが学童期になっても残る場合があります。 また、成人になって消えることもありますが残る場合もあります。
そのため、衣服に隠れない露出部などは患者の精神的苦痛を緩和するために治療の対象になることもあります。
当院では、基本的な治療としてQスイッチルビーレーザーで治療を行います。
治療時、輪ゴムで弾かれた様な痛みが生じますので、麻酔テープや麻酔クリームを塗り痛みを少しでも軽減して、レーザーを照射していきます。
青あざの濃さによっては、回数がかかる場合があります。
青あざ(蒙古斑)で気になることなど、是非ご気軽にご相談ください💁🏼♀️✨