掌蹠膿疱症 後編
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
看護師の吉永です💁♀️
前回に引き続き
掌蹠膿疱症のお話をします!
◯検査
無菌性の水疱や膿疱を確認するために
ダーモスコピーが行われます。
ダーモスコピーとは、
ダーモスコープという特殊な拡大鏡を
使って皮膚の表面を観察する検査です。
他の疾患と鑑別が難しい場合は
皮膚生検を行うことがあります。
また、適宜、
血液検査や金属パッチテストなどの
検査を行います。
◯治療法
外用療法や光線療法、内服療法、
注射療法などがあります。
塗り薬はすりこまずに
優しく伸ばすことが大切です。
塗る時には鱗屑をむいたりするなど
刺激を与えないようにしましょう。
掌蹠膿疱症では、手のひらや足の裏が
乾燥しやすくひび割れを起こしやすいので
こまめな保湿を心がけることも大切です。
また、病巣感染の治療や、禁煙、
歯の詰め物の除去など
悪化因子を除去することが
必要となる場合もあります。
掌蹠膿疱症の治療では、
患者さん自身が治療に積極的に関わり
ライフスタイルなどにあった
治療方法を見つけることが大切です。
医師と相談しながら
共に決めていきましょう😊
掌蹠膿疱症でお困りの方は
お気軽にご相談ください👨⚕️