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クリニックブログ

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掌蹠膿疱症 後編

2024年10月27日

岐阜市、各務原市から近い岐南町の

皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の

ぎなん皮ふ科クリニック

看護師の吉永です💁‍♀️

前回に引き続き

掌蹠膿疱症のお話をします!

◯検査

無菌性の水疱や膿疱を確認するために

ダーモスコピーが行われます。

ダーモスコピーとは、

ダーモスコープという特殊な拡大鏡を

使って皮膚の表面を観察する検査です。

他の疾患と鑑別が難しい場合は

皮膚生検を行うことがあります。

また、適宜、

血液検査や金属パッチテストなどの

検査を行います。

◯治療法

外用療法や光線療法、内服療法、

注射療法などがあります。

塗り薬はすりこまずに

優しく伸ばすことが大切です。

塗る時には鱗屑をむいたりするなど

刺激を与えないようにしましょう。

掌蹠膿疱症では、手のひらや足の裏が

乾燥しやすくひび割れを起こしやすいので

こまめな保湿を心がけることも大切です。

また、病巣感染の治療や、禁煙、

歯の詰め物の除去など

悪化因子を除去することが

必要となる場合もあります。

掌蹠膿疱症の治療では、

患者さん自身が治療に積極的に関わり

ライフスタイルなどにあった

治療方法を見つけることが大切です。

医師と相談しながら

共に決めていきましょう😊

掌蹠膿疱症でお困りの方は

お気軽にご相談ください👨‍⚕️