ADM(後天性メラノサイトーシス)
こんにちは✨
岐阜市、各務原市からも近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック、看護師の大島です🧚🏻♀️
一気に冷え込み、寒くなってきましたね。体調には気をつけたいですね🥺
【ADMとは?】
ADMとはAcquired Dermal Melanocytosis の略語であり、日本語名は後天性真皮メラノサイトーシスというあざの一種です。
【出現年齢】
ADMの多くは20歳前後から出現します。
そばかすは幼少期から、老人性しみや肝斑は20代後半から、太田母斑は遅くても思春期までには出現しますので、他のしみやアザと発生時期が異なります。
【色調について】
しみやそばかす、肝斑は茶褐色(明るい茶色)に対して、ADMは、グレー~若干青みを帯びた独特の褐色をしていることがほとんどです。これはメラニン色素の存在する層が深いことを表しています。
素肌だと茶褐色に見え、お化粧するとグレーっぽくみえるといった場合は、もしかしたらADMかもしれません!
【治療方法】
ADMの治療方法は、Qスイッチルビーレーザーで行います。
Qスイッチルビーレーザーの治療は、保険適応となっております。
【レーザー照射後の処置方法・注意事項】
当日は、お風呂やシャワー浴は控えていただくことをオススメしております。
照射部位にワサリンを塗り、その上から遮光テープ(紫外線をカットするテープ)を貼ることを、1週間~10日間、処置を続けていただく為、ご予定がある所は避けてレーザーをすることをオススメいたします。
テープ処置が終了しましたら、色素沈着の予防の為、必ず毎日日焼け止めを塗っていただき紫外線対策をしてください。
ADMでお困りの方や、これってADM?と思った方は、お気軽にお越しください💁🏼♀️