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クリニックブログ

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ADM(後天性メラノサイトーシス)

2024年11月9日

こんにちは✨

岐阜市、各務原市からも近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック、看護師の大島です🧚🏻‍♀️

一気に冷え込み、寒くなってきましたね。体調には気をつけたいですね🥺

【ADMとは?】

ADMとはAcquired Dermal Melanocytosis の略語であり、日本語名は後天性真皮メラノサイトーシスというあざの一種です。

 

【出現年齢】

ADMの多くは20歳前後から出現します。

そばかすは幼少期から、老人性しみや肝斑は20代後半から、太田母斑は遅くても思春期までには出現しますので、他のしみやアザと発生時期が異なります。

 

【色調について】

しみやそばかす、肝斑は茶褐色(明るい茶色)に対して、ADMは、グレー~若干青みを帯びた独特の褐色をしていることがほとんどです。これはメラニン色素の存在する層が深いことを表しています。

素肌だと茶褐色に見え、お化粧するとグレーっぽくみえるといった場合は、もしかしたらADMかもしれません!

 

【治療方法】

ADMの治療方法は、Qスイッチルビーレーザーで行います。

Qスイッチルビーレーザーの治療は、保険適応となっております。

 

【レーザー照射後の処置方法・注意事項】

当日は、お風呂やシャワー浴は控えていただくことをオススメしております。

照射部位にワサリンを塗り、その上から遮光テープ(紫外線をカットするテープ)を貼ることを、1週間~10日間、処置を続けていただく為、ご予定がある所は避けてレーザーをすることをオススメいたします。

テープ処置が終了しましたら、色素沈着の予防の為、必ず毎日日焼け止めを塗っていただき紫外線対策をしてください。

ADMでお困りの方や、これってADM?と思った方は、お気軽にお越しください💁🏼‍♀️