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クリニックブログ

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水イボ

2025年6月19日

こんにちは

岐阜市、各務原市から近い岐南町の

皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の

ぎなん皮ふ科クリニック

事務スタッフの國枝です☀️


今回は水イボについて

お話しします💁‍♀️


水イボとは、、、

皮膚の小さな傷などから伝染性軟属腫がウイルス感染することによって細かいイボが発生する皮膚感染症の一種

皮膚のバリア機能が未熟な7歳以下の小児が発症しやすいとされています💦

発生するイボは直径2~5mmほどの大きさで表面に光沢があり、中央が少しくぼんでいることが特徴🙌

大きくなると10~15mmになることも💧


〜症状〜

通常はかゆみや痛みなどを伴いませんが、衣類の刺激などでイボがつぶれると内部のウイルスが放出され、イボがどんどん広がっていきます⬇️ウイルスが付着した指で別の部位をかいたり触れたりすると、その部位にウイルスが感染します😰

イボは手のひらと足の裏以外のさまざまな部位に発生するため、全身の広い範囲にイボが広がってしまうケースも、、、

伝性軟属腫によるイボは原因ウイルスに対する免疫が成立すれば自然に消退しますが、半年~3年ほどかかるとされており、その間は再発を繰り返しやすいことも特徴の1つです😓


〜治療〜

半年~3年ほどで自然に消退するとされているので、待つのも一つです⬆️

イボがどんどん広がっていく場合や目立つ位置に発生している場合はイボを切除します

切除の方法は一般的にはピンセットで水イボをつまんで内容物を出す、といった治療が行われます!

皮膚のバリア機能が低下した状態になると広がっていくリスクが高くなります💧

保湿剤などを用いてバリア機能を改善するための薬物療法が行われることもあります🙌


〜予防〜

皮膚のバリア機能を正常に保つことが大切です😊日頃から皮膚の清潔を保って十分な保湿を行うようにしましょう✨

ま幼稚園や学校などの集団生活の場、家庭など身近に伝染性軟属腫を発症している人がいる場合は皮膚同士の接触を避け、タオルや寝具などの共用も控えましょう⬆️