美容皮膚科学会
こんにちは、ぎなん皮ふ科クリニック 院長 伊藤秀明です。
8月4日、5日で岐阜を離れて東京まで学会に行ってきました。
学会では当院が力を入れているニキビ治療の最新の話題・治療についての講演を聞いたり、
当院でも入れている最新のレーザー機器とその応用的な使い方を学んだり、
企業展示では今後当院で取り入れていきたい治療もいろいろありました。
一番心に残ったのは最近外来の際によく相談を受ける60代以上の方の美容医療の講演でした。
その中で、講師の先生は素敵な高齢者の美容医療について
①年齢を重ねたから現在の自分と向き合い、自然なしみ・しわを受け入れながらストレスなく
自分の状態を受け入れながら理想とする状態、すなわち自分が気持ちいい肌を目指すこと。
②皮膚を診れば多くの健康情報が得られるため、信頼できる皮膚科の医師のもとで
定期的に美容ケアを受けてその肌をキープすること。
③健康・美しさを保つためには顔だけでなく手足・髪・爪・姿勢・歯(食事と栄養)も大切。
④主治医には皮膚科(美容皮膚科)と歯科が理想。
と話されていました。
長寿化が進むこの日本で、皮膚科専門医として癌などを早く見つけ、
病気がない状態を維持することはもちろん、患者様にそれぞれの価値観にあった
気持ちいい生き方をしていただく、つまり健康寿命を延ばすことが大切であることを再認識しました。
ぎなんメディカルスクエアでも皮膚科・歯科が連携して健康寿命を延ばすよう努めることはもちろん、
心療内科の岐南ほんだクリニックとも連携して心の面でも健康でいられるお手伝いをして参ります。