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クリニックブログ

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パッチテスト

2025年10月7日 カテゴリー:

​こんにちは☀️ 岐阜市、各務原市から近い岐南町にある 皮膚科、美容皮膚科の ぎなん皮ふ科クリニック 看護師の高須です🌛

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本日は、パッチテストについてお話させて頂きます。

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​パッチテストは、化粧品や金属、洗剤などに含まれる特定の物質が、肌にアレルギー反応を引き起こすかどうかを調べる検査です。アレルギー性接触皮膚炎の原因物質(アレルゲン)を特定するために行われます。

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​アレルギー性接触皮膚炎は、アレルゲンに触れることで、かゆみや赤み、ブツブツなどの炎症が起こる病気です。パッチテストでは、原因と考えられる物質を背中や腕の内側に貼り付け、時間ごとの肌の状態を観察することで、その物質に対するアレルギーの有無を診断します。  

​🟠パッチテストの進め方🟠

      ​✅アレルゲンを貼る 病院で、アレルギーが疑われる複数の物質を染み込ませた絆創膏のようなものを、背中に貼ります。かぶれる可能性のある物質を絞り込むため、事前に医師が問診を行います。

​✅48時間後に一度目の判定 アレルゲンを貼ってから、約48時間後に一度目の判定を行います。絆創膏をはがし、貼っていた部分の皮膚の赤みや腫れ、水ぶくれなどを医師が確認します。この間、入浴や激しい運動は控えます。

​✅72時間後以降に最終判定 さらに、72時間後や1週間後など、数日経ってから最終的な判定を行います。アレルギー反応は時間が経ってから現れることもあるため、複数回の観察が必要です。      

​🟡パッチテストでわかること🟡

  ​パッチテストは、主に以下のようなケースで役立ちます。     ​・化粧品:化粧水、ファンデーション、シャンプーなど   ​・金属:ピアス、ネックレス、時計など   ​・医薬品:貼り薬、塗り薬など   ​・その他:ゴム、毛染め剤、洗剤、植物など  

  ​特定の物質に対するアレルギーが分かれば、その物質を避けることで肌トラブルを予防することができます。  

​🔴注意点🔴

    ​実施できる時期:皮膚炎がひどい時や、ステロイド剤などの薬を使用している場合は、正確な判定ができないことがあります。医師と相談して、適切な時期に行いましょう。

​反応の出方:テスト中はかゆみや赤みが出ることがありますが、これはアレルギー反応を調べるためのものです。あまりにもつらい場合は医師に相談してください。  

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当院では、火曜日か土曜日で行っております。その後、2日後、3日後、7日後に診察が必要です。 気になる方は一度ご相談下さい。