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クリニックブログ

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秋冬の紫外線

2025年10月25日

岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医に皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務部の天野です!

秋冬でも紫外線(UV)はしっかり降り注いでいます。夏に比べると弱まるとはいえ、油断は禁物です。以下で詳しく解説します。

☀️ 秋冬の紫外線の特徴

1. 紫外線量は夏の約60〜70%

  • 紫外線(特にUV-A)は季節を問わず地表に届きます。
  • 秋(10月)でも、真夏(7月・8月)の約6〜7割の紫外線が降り注いでいます。
  • 冬(12月〜2月)でも、紫外線量はゼロではありません。

2. UV-Aは一年中注意が必要

紫外線の種類

特徴

季節との関係

UV-AA波)

肌の奥の真皮層に到達し、シワ・たるみの原因に

一年中降り注ぐ

UV-BB波)

肌表面にダメージを与え、日焼けやシミの原因に

夏に多いが、秋冬も一定量ある

  • • 特にUV-Aは、窓ガラスも通過するため、室内でも影響があります。

🍁 秋冬に紫外線対策を怠ると…

  • 乾燥+紫外線のダブルダメージ → 肌バリアが低下しやすい
  • 「うっかり日焼け」 → 気付かないうちにシミ・くすみが増える
  • 老化が進行(光老化) → 特に頬・目元・首元が要注意

✅ 秋冬の紫外線対策のポイント

1. 日焼け止めは「毎日」塗る

  • SPF20〜30 / PA++ くらいでOK(生活紫外線対策なら)
  • 外出時間が長い or 紫外線が強い地域は SPF50も選択肢

2. 保湿と日焼け止めの両立

  • 乾燥が強い季節なので、しっかり保湿してから日焼け止めを。
  • 保湿力の高い「スキンケアUV」や「美容液タイプ」もおすすめ。

3. 目や唇のUV対策も忘れずに

  • サングラスで目元を守る
  • UVカットリップを使用

4. 服装や小物でもカバー

  • マフラー・ハイネック・帽子・手袋など、物理的な紫外線カットも有効
  • 雪がある地域では、雪面の反射による紫外線対策も必須(約80%反射)
秋冬でも対策はしっかりしていきましょう💪