秋冬の紫外線
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医に皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務部の天野です!
秋冬でも紫外線(UV)はしっかり降り注いでいます。夏に比べると弱まるとはいえ、油断は禁物です。以下で詳しく解説します。
☀️ 秋冬の紫外線の特徴
1. 紫外線量は夏の約60〜70%
- 紫外線(特にUV-A)は季節を問わず地表に届きます。
- 秋(10月)でも、真夏(7月・8月)の約6〜7割の紫外線が降り注いでいます。
- 冬(12月〜2月)でも、紫外線量はゼロではありません。
2. UV-Aは一年中注意が必要
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紫外線の種類 |
特徴 |
季節との関係 |
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UV-A(A波) |
肌の奥の真皮層に到達し、シワ・たるみの原因に |
一年中降り注ぐ |
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UV-B(B波) |
肌表面にダメージを与え、日焼けやシミの原因に |
夏に多いが、秋冬も一定量ある |
- • 特にUV-Aは、窓ガラスも通過するため、室内でも影響があります。
🍁 秋冬に紫外線対策を怠ると…
- 乾燥+紫外線のダブルダメージ → 肌バリアが低下しやすい
- 「うっかり日焼け」 → 気付かないうちにシミ・くすみが増える
- 老化が進行(光老化) → 特に頬・目元・首元が要注意
✅ 秋冬の紫外線対策のポイント
1. 日焼け止めは「毎日」塗る
- SPF20〜30 / PA++ くらいでOK(生活紫外線対策なら)
- 外出時間が長い or 紫外線が強い地域は SPF50も選択肢
2. 保湿と日焼け止めの両立
- 乾燥が強い季節なので、しっかり保湿してから日焼け止めを。
- 保湿力の高い「スキンケアUV」や「美容液タイプ」もおすすめ。
3. 目や唇のUV対策も忘れずに
- サングラスで目元を守る
- UVカットリップを使用
4. 服装や小物でもカバー
- マフラー・ハイネック・帽子・手袋など、物理的な紫外線カットも有効
- 雪がある地域では、雪面の反射による紫外線対策も必須(約80%反射)




