後天性真皮メラノサイトーシスについて
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医に皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の荻山です♪
本日はADM(後天性真皮メラノサイトーシス)についてお話しします。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは、成人になってから発生するシミの一種で、以下のような特徴があります。
1. 位置と形状
主に頬骨付近、目尻、下まぶた、額などに発生します。
1~3mmほどの小さな点状で、左右対称に現れることが多いです。
2. 色の特徴
青みがかった灰色や褐色といった色合いを持ち、他のシミ(加齢性色素斑、そばかす、肝斑)と似た色調のため見分けが難しい場合があります。
3. 発現のメカニズム
通常、メラノサイトは表皮に存在しますが、何らかの要因で真皮に移動し、そこでメラニンを生成することによってシミが形成されます。
このため、通常の表皮性のシミとは異なり、治療が難しい場合があります。
4. 治療方法
ADMは真皮の深い部分にメラニンが存在するため、従来のシミ治療(外用薬や内服薬、薄いレーザー治療など)では効果が出にくいです。
主にQスイッチルビーレーザーなど、真皮まで届くレーザー治療が用いられ、複数回の治療が必要になることが多いです。
当院では、保険適用の範囲内で治療できるので医師とよく相談しながら治療計画を立てるのが大切です。
ADMはその見た目が他のシミと似通っているため、自己判断ではなかなか区別が難しいので、気になる場合は皮膚科専門医に相談して正確な診断と適切な治療を受けることをお勧めします。
なかなか消えないなぁ〜と思ったら
診察で相談してみて下さい!










 
							



 
                     
                     
                    