「児童虐待防止ぎふ」運動
こんにちは。
各務原市・岐阜市からも近い岐南町の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科
ぎなん皮ふ科クリニック 院長 伊藤秀明です。
岐阜県では11月を児童虐待防止推進月間とし、ぎふオレンジリボン運動が行われます。
現在岐阜県の協力を受けながら「児童虐待防止ぎふ」運動がフリーペーパーのGIFUTOさんが
メインとなって行われており、10月号でから掲載が始まりました。
当院も地域のお子様が多数来院されますし、私も2人の子供を持つ一人の父親として
児童虐待のニュースなどで見聞きする度に悲しい気持ちになります。
児童虐待は当事者の親の問題と言い切ってしまうことは簡単ではありますが
社会の他の複合的要因が親にそうさせてしまう側面も持っていることも少なからずあり、
ぎなん皮ふ科クリニックをはじめ、「ぎなんメディカルスクエア」では
少しでも虐待で悲しい思いをする子供が一人でも減ってほしいという思いから
この運動に協賛させていただくことと致しました。
私が以前勤務していた名古屋第二赤十字病院には権利擁護の部門があり、
子供のケガや熱傷などは必ずその部門の方が状況を把握に来ていたことを思い出します。
当時は全てチェックするというのは些かやりすぎなのではと思いながらも
一人でも多くの子供を見落とさず虐待から守りたいという病院としての思い、
職員の気概が感じられるしっかりしたシステムだったと思います。
他にも警察や児童相談所の方も親御さんの権利との間で精いっぱい子供たちのために
児童虐待を食い止めようと努力されていることは存じ上げております。
私ども「ぎなんメディカルスクエア」も医療機関として子供が発するSOSはもちろん、
「代理ミュンヒハウゼン症候群」などの虐待のサインなどを見落とさず、
悲しい思いをする子供・大人を一人でも減らすお手伝いをしていきたいと考えています。