2024年10月18日 カテゴリー: ニキビ, 保険, 皮膚の病気
こんにちは☀
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です。
今日はニキビについてお話します😌
ニキビのできるきっかけは、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなり、毛穴を塞いでしまうことです。それを好むアクネ菌が増え、ニキビになります。
🌝ニキビのタイプ🌝
角質肥厚:毛穴部分の角層が厚くなり、毛穴が詰まる。また、ホルモンの影響で皮脂分泌が過剰になる。
白ニキビ:毛穴の出口部分が塞がると皮脂がたまり、アクネ菌が増える。皮脂が酸化すると黒ニキビになる。
赤ニキビ:毛穴内に炎症が起こり毛穴周りが赤く腫れる。悪化して、膿をもつと、黄ニキビになる。
⭐ニキビができたときの注意点⭐
・潰さない。(炎症を起こし、化膿する可能性あり)
・過剰な洗顔は行わない。(しっかり泡立て、やさしく洗顔する)
・手で触ったり、刺激を与えない。
・油分を控えめにする。
🌛予防法🌛
・基本は洗顔!余分な皮脂はしっかり洗い流すことです。洗い過ぎると必要な水分、油分を取り去ってしまうので、基本的に1日2回までで十分です。
・しっかり睡眠をとること。
・便秘を避ける。
・アクネ菌は油分をエサにして繁殖します。アクネ菌のエサになりにくいノンコメドジェニックと表示された化粧品を使うほうが、ニキビができにくくなります。
・バリア機能のある正常な角層を維持するために保湿を行いましょう。
いつまでも治らない、炎症や化膿してしまった場合は、治療薬がありますので、皮膚科の受診をおすすめします。
2023年10月26日 カテゴリー: ニキビ
こんにちは
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
事務スタッフの國枝です✨
朝晩は冷え込む日が多くなってきました🍂
日中との寒暖差があるので
体調には気をつけたいですね☺️
今回は
DRXの「AZAクリア」の紹介です🙌
アゼライン酸20%配合
白ニキビ*赤ニキビ*ニキビ跡*酒さ
〜アゼライン酸〜
日本では化粧品成分という位置付けですが、世界約80カ国でニキビ用医薬品として承認されている成分✨
アゼライン酸には、古い角質が毛穴を塞ぐのを防ぐとともに、ニキビ菌への抗菌活性があるとされています🤲欧米のニキビ治療ガイドラインでも、コメド(白ニキビ)の治療において、ビタミンA類の医薬品に次いで推奨されています。
☑️アゼライン酸のニキビに対する作用
- 毛穴のつまりを取り除く
- 皮脂の分泌を押さえる
- アクネ菌を殺菌する
- 活性酸素を抑え、炎症の悪化を防ぐ
ビタミンA類の医薬品
(デュアック、ベピオ、ディフェリンなど)に比べて皮膚への刺激が少ないことから、刺激が苦手な方や、妊娠中・妊娠の可能性のある方にもお使いただけるアイテムです☺️
使い始めはかゆみやピリピリ感が出ることもありますが継続使用することで次第に感じなくなっていきます💁♀️
こちらの商品は
病院、クリニック専売化粧品です🧴
ご希望の方は窓口にお越しください✨
2023年9月16日 カテゴリー: ニキビ
こんにちは!
岐南町にある、皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ髙木です。
今回は思春期ニキビと大人ニキビの違いについて説明します。
ニキビができると皮脂を根こそぎ洗い流そうと
強いクレンジングや洗顔をすべきだと思われがちです。
しかし、大人ニキビは思春期のものとはちがい、
〝乾燥やストレスの増加、
睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ、
不規則で不摂生な日常生活、偏った食生活〟
などが原因だと考えられています。
また、バリア機能が低下しているため
炎症が長く続き、色素沈着などニキビ跡が残りやすくなります。
そのため、皮脂をとりすぎず、〝炎症を抑え保湿もできる〟
大人ニキビ用の化粧品を使ったケアが必要になってきます。
|
思春期ニキビ |
大人ニキビ |
年齢 |
10代が中心 |
20代以降 |
場所 |
Tゾーンが中心
・鼻、おでこなど皮脂量が多い部分を中心に顔全体
・オイリー肌にできることが多い |
顔の下半分が中心
・頬、フェスライン、口まわり、あごなどの顔の下半分が中心
・乾燥肌にできることが多い |
時期 |
春~夏(皮脂分泌が多い季節) |
季節を問わずいつでも |
原因 |
・過剰な皮脂分泌 |
ストレスや不規則な生活、睡眠不足など生活のあらゆることが影響
・体内バランスの乱れ・免疫力の低下・バリア機能の低下・古い角質の蓄積・肌の乾燥 |
対策 |
思春期ニキビ用化粧品やニキビ用治療薬
・アクネ菌に働きかける・過剰な皮脂を取り除く・厚くなった炎症を抑える |
大人ニキビ用化粧品
・炎症を抑える・十分な保湿ケア・皮脂をとりすぎない・厚くなった角層を柔らかくする |
肌が乾燥すると、潤いを守るために
皮脂をたくさん出そうとして補おとします。
どんな肌質や年齢の方でも、
保湿ケアは徹底するようにしましょう!