2024年4月3日 カテゴリー: 紫外線対策
こんにちは🌸
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮ふ科クリニック
看護師の不破です😊
4月になりこれから紫外線が気になる季節にな
りますね☀️
🤷🏻♀️紫外線対策って何したらいい?って思う方
もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は「日焼け止めの選び方」ついて
お話します。
日焼け止めといってもたくさん種類があるので
自分に合ったものを選ぶのは難しいですよね😂
◎紫外線の種類
紫外線は、波長の長さによって
UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、
UVC(紫外線C波)の3つに分けられます。
UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届
きません。私たちの肌に悪影響をもたらすの
は、UVAとUVBの2つです!!
UVAは紫外線全体の95%を占めます。
波長が長く雲や窓ガラスを透過して
肌の真皮まで到達するのでシワ・たるみの原因
となります。
UVBは紫外線全体の5%を占めます。波長が短
くエネルギーが強いため、肌の炎症を引き起こ
します。シミの原因となります🥲
◎SPFとPA
よく日焼け止めでみるSPF値はUVBを防御する
指標です。防御できる「強さ」ではなく
「日焼けを遅らせられる時間」を表します。
PA 値はUVAを防御する指標で「PA+++」のよ
うに表示されます。これは+が多いほど効果が
あります。何も塗らない状態と比較して
UVAの影響をどれくらい遅らせられるかが分か
ります。

出かける場所や外に滞在する時間によって、日
焼け止めの強さを選んでみると肌に負担がかか
らないのでよいです。
当院にも日焼け止めがございますので
気になった方はぜひスタッフまでお気軽にお声
掛けください💁♀️
2023年11月15日 カテゴリー: 紫外線対策
こんにちは☺️
岐阜の岐南町にある
ぎなんメディカルスクエア
ぎなん皮ふ科クリニック 事務の奥です☺
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今回は日焼け止めの落とし方についてです🧴
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当院ではニキビのお薬を使い始める患者様に
お薬の説明をする際、日焼け止めも一緒に
使い始めることをおすすめしています◎
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そんな日焼け止めですが、使う種類によっては
落とし方が異なり、洗顔料だけでは落ちず
毛穴詰まりの原因になってしまうことがあります😭
その日の汚れと共に日焼け止めもしっかり
落として綺麗な状態に出来るよう日焼け止めの
落とし方について説明していきます🙋♀️✨✨
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*SPF値の低い日焼け止めの落とし方*
SPF値の低い日焼け止めであれば、
洗顔料などを泡立てて、
こすらないようになじませて洗い流すだけでOK🙆♀️
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*SPF値の高い日焼け止めの落とし方*
値の高いものだったり、ウォータープルーフタイプは
耐久性に優れ、肌への密着度も高いため、
普通の石鹸や洗顔フォームなどの
水性の洗顔料で洗っただけでは落としきれないです🙅♀️
専用クレンジング料やクレンジング力の強い
オイルクレンジングをたっぷり手にとり
ゆっくりと日焼け止めとなじませた後、落とすことを
おすすめします🙆♀️
⚠️落ちないからといってゴシゴシせず、
丁寧に優しくなでるように落すことがポイントです!
その後は洗顔を行います。石けんなどが
残らないようにすすぎもしっかり行います◎
小鼻周り・フェイスラインは見落としやすい部分の為
意識してクレンジングや洗顔を行いましょう
.
※オイルクレンジングは必要な皮脂もしっかり
落としてしまう可能性もあるため、
乾燥を強く感じる場合はジェルやバーム、ミルクなど
試し、ご自身に合うものを使うようにして下さい!
クレンジングと洗顔が終わったら
放置せず、すぐに保湿を行いましょう◎
化粧水だけでは時間と共に蒸発してしまい
より一層乾燥を感じてしまうので
乳液や、ローションなどでしっかり蓋をして
水分が逃げないようにすることがポイントです☑️
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夏が終わり、乾燥しやすい季節になりました🍂
汚れをしっかり落として
より一層保湿を意識していきましょう🙋♀
2023年11月5日 カテゴリー: 紫外線対策, 皮膚の病気
こんにちは!
岐南町にある皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ髙木です。
11月になり、日差しが少し落ち着くこの時期までシミ取りレーザーを待っていただいていた方もいらっしゃるのではないでしょうか🍁🍂
紫外線の強さや量は地域、季節、天候、そして一日の中でも時間帯により大きく異なります。
まず紫外線が肌に与える影響について説明します。
紫外線は肌にもっとも悪い影響を及ぼすと言われています。
米国皮膚科学会では、老化の約80%が紫外線(光老化)による影響だと考えられています😵💫
太陽は波長の異なるガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線を放出しています。
その中でも紫外線は紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波の3つに別れています。
紫外線A波(UV-A)=長波長紫外線
紫外線B波(UV-B)=中波長紫外線
紫外線C波(UV-C)=短波長紫外線
UV-Aは生活紫外線とも言われています🚶♀️
波長の長い紫外線A波は地上の紫外線の約9割をしめ、真皮中層にまで到達します。
日常の生活(買い物や洗濯物干しや運転など)の知らず知らずのうちに、またガラス越しに長い間浴び続けることで、メラノサイトを活発にし、サンタン(皮膚の黒化)を起こしたり、肌の弾力を保つエラスチン繊維やコラーゲン繊維を変性させて、しわ・たるみの原因になります😵
UV-Bはレジャー紫外線とも言われます🏕
エネルギーが強く、空気中の水分で吸収されますが、散乱性が高いため、あらゆる方向から肌に届きます。
おもに表皮にダメージを与え、直接的に細胞の遺伝子を傷つける作用があります。
いわゆる日焼けを起こします。
また、肌がごわつき、各層中の水分が減少して、肌荒れ状態にも繋がります😵
UV-Bは夏の7月〜8月の間が特に強く、冬になると一気にその量が減ります。
一方、UV-Aは4月〜9月まで強い時期が続き、冬になっても半分程度しか下がりません。
つまり、UV-Aは1年の変動が少なく、年間を通して気を付けなければなりません!
11月は紫外線量が減るとはいえ、まったく降り注いでいないわけではありません。
しっかり保湿するとともに日焼け止めもきちんと塗って、
紫外線ダメージから肌を守っていきましょう🪶