2022年1月26日 カテゴリー: 皮膚の病気
こんにちは😃
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務スタッフの村田です。
まだまだ寒い日が続きますね❄️
寒さ対策もして体調管理に気をつけましょうね♪
今回はあせもについてお話ししたいと思います。
あせもといえば夏に起きやすいんじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、冬でもあせもになる原因があります。
『あせもとは?』
→汗を大量にかいて汗の出口である汗管がつまることが原因であり、
通常、夏場や運動後など体温が上昇すると汗腺で分泌された汗が汗管を通って排出されますが、汗に含まれている塩分や肌に付着した空気中のほこりが汗管をふさいでしまうことで、汗がスムーズに排出されなくなるとあせもが出来てしまいます。
《原因》😱
・冬の厚着
冬用の服は体温が下がらないように保温性に優れた服や、風を防ぐ服が中心です。そのため汗をかいてしまうと乾きにくく、体が蒸れやすくなります。
・暖かすぎる部屋
部屋を暖め過ぎていると、室内の温度が高過ぎる為少し動いただけでも汗をかきやすく、防寒のために通気性の低い服を着用していれば汗が蒸発しにくくなります。
《予防法》🙋♀️
・お肌を清潔に保つ
お肌を清潔に保ち、汗管からスムーズに汗が流れる状態を維持しましょう!
・吸湿性のある服を選ぶ
吸湿性に優れた素材の服で、お肌の表面に残る汗を減らすことで蒸れによるかゆみを軽減できます!
・汗をかいた後はすぐに拭き取る、シャワーを浴びる
外出先で汗をかいた場合はタオルで拭くなどしてお肌を清潔に保ちます。帰宅後はお風呂で汗を洗い流してください!
・保湿を徹底する
冬場は乾燥しやすく、汗による刺激に対しても敏感になりやすい季節です。顔や手だけでなく全身の肌の保湿ケアを徹底しましょう!
あせもは夏場だけでなく、冬場にも起きやすい肌トラブルです。赤ちゃんやお子さんだけでなく、大人もあせもになる可能性があります😢
今回はあせもをご紹介しましたが冬にも肌トラブルは起きやすいものです。
何かお肌の事で気になることがあればご相談くださいね💕
2022年1月25日 カテゴリー: 皮膚の病気
こんにちは🌷
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務スタッフの服部です🕊
1月も後半に入り寒さも増してきましたね。
寒さにより全身が乾燥し普段痒みを感じない方もこの冬の時期は油断禁物です😮💨
2月は1年の中でも肌にダメージを引き起こしやすい時期です。
どういった肌トラブルが増えてくるでしょうか?
〇乾燥性湿疹〇
乾燥による皮膚のバリア機能の低下から肌が炎症を起こして赤みを帯びます。
肌が白く粉をふいたり、ひび割れを起こしかゆみの症状を引き起こすため掻いて痕を残さない為にも早めの対策が必要です。
〇対処法〇
・保湿を行う
保湿をすることで乾燥を抑えることが出来ます。保湿だけでは治らない場合は症状に合わせて医師よりかゆみのお薬を処方させていただく場合もございます。
・入浴はぬるめのお湯で
温度の高いお湯は皮脂を奪いやすいです。
肌が乾燥していると感じたら入浴する際の温度は39~40℃のぬるめに設定しましょう。
長時間の入浴も失われやすいです。
・肌を洗いすぎない
乾燥の症状がひどく出ている場合は、普段使っているスキンケアでもヒリつきを感じやすいです。
症状が良くなるまでは敏感肌用の洗顔料を使用したり、体を洗う場合は擦らず優しく洗いましょう。
肌を擦りすぎてしまうと余分な皮脂まで落としてしまい、より乾燥を引き起こす原因となりますので注意が必要です❄️🧤
2022年1月24日 カテゴリー: 皮膚の病気
こんにちは😊
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある、
皮膚科、美容皮膚科
ぎなん皮膚科クリニックの看護スタッフ高木です!
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか🍃
今回は蒙古斑の治療・経過について説明します😌
0歳11ヶ月 治療前の写真です📷
蒙古斑は自然に消えるといわれていますが「墨汁を垂らしたよう」と表現される濃さの蒙古斑は
消えずに大人になっても残存することも多いです。
また、見える場所だと内出血のようにも見えたりすることでお子様だと虐待じゃないかと
疑われたりすることもあると親御さんが悩むケースもあるとのことです。
当院では異所性蒙古斑(おしり以外の蒙古斑)について
Qスイッチルビーレーザーを使用して保険診療で治療しています。
(令和3年6月 レーザー治療開始)
こちらは令和4年1月の写真です📷
(治療開始から7ヶ月経過)
(さらに…)
2022年1月11日 カテゴリー: 皮膚の病気
こんにちは
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による
皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
事務部の林です
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💊イソトロインについて
ロアキュタンのジェネリック
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自費の治療薬として
海外では重症ニキビで強く処方されています
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【重症型ニキビ】
大きなニキビを多数つくり
ニキビ跡も大きく目立つような
重症型のニキビがあります
このようなニキビは
ニキビ跡がケロイド状になったり
精神的にも辛い状態です
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重症ニキビでお悩みの方におすすめの治療薬
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【どんな薬?】
イソトレチノイン(イソトロイン)
というビタミンA誘導体を
主成分としたニキビの治療薬
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【効果】
・皮脂分泌を抑える
・抗菌作用
・抗炎症作用
・重症ニキビにも効果がある
・治療終了後もニキビができにくくなる
・角栓、毛穴が小さくなる
・肌のトーンがあがる
・肌質改善
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【内服できない方】
○妊娠・妊娠を希望の方・授乳中は
胎児の奇形を引き起こすリスクが高くなるため
内服中から内服後6ヶ月は避妊が必要です
○男性も内服中から内服後6ヶ月は避妊が必要です
○成長期の場合、骨端線の閉鎖により
身長が伸びにくくなる可能性があります
○ イソトレチノイン製剤、
ビタミンAのアレルギーがある
○テトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を使用中
○重篤な肝障害、腎障害
○重篤な高脂血症、高コレステロール血症がある
○ビタミンA過剰症
○うつ病もしくはうつ気質
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この治療薬は副作用が起こる場合もあります
本当に内服が必要かどうか
正しく安心して内服するためにも
ぜひ医師にご相談ください
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2022年1月10日 カテゴリー: 皮膚の病気
こんにちは!
岐阜市や各務原市から近い岐南町にある、一般皮ふ科、小児皮ふ科、美容皮ふ科の岐南皮ふ科クリニック
看護スタッフ谷腰です
冬は保湿剤が手放せませんよね❄️
保湿剤には、
・使用部位の血行の促進や改善
・血行障害による炎症の軽減
・皮膚の保湿作用
という効果があります🌼
保湿剤には様々なタイプがあります。どれを選んでいいのか分からないという方に少しでも参考になれば嬉しいです。
◯軟膏タイプ
例)プロペト、白色ワセリン
刺激性が少なく、保湿性に優れています。水分の蒸発を防ぐ効果があり、例えば入浴の直後など、皮膚が水分を多く含んでいるときに塗ると効果的です。最も刺激が少ないため、唇の荒れや、赤ちゃんの肌荒れにも塗ることができます。保湿に優れる分、少しテカテカします。
◯クリームタイプ
例)ヒルドイドソフト
軟膏と比べるとべとつかず、塗りやすいです。軟膏とローションの中間にあたります。軟膏ではべたつき、ローションでは保湿が改善されない方におすすめです。
ただ刺激性があるため、びらんなどには向きません。手足などの乾燥におすすめ。
◯ローションタイプ
例)ヒルドイドローション
乳液のような触り心地で、伸びもいいです。お顔や頭皮にも塗ることができます。ベタつきが苦手な方、夏にも使いたい方におすすめです。水で流されやすいので、こまめに塗ることをおすすめします。
◯スプレータイプ
例)ヒルドイドスプレー、ヒルドイドフォーム
化粧水のように霧状で出てくるものと、泡ででてくるものがあります。肌に付くと徐々に液状となり、またサラッとして伸びも良いため全身に塗る時、お顔などにおすすめです。自然に肌になじむため、子どもでも簡単に塗ることができます。
このように、保湿剤には様々な種類があります。
当院では上記のすべての種類を取り扱っております。それぞれ特性がありますので、何を使って良いのか分からない方、診察でご相談頂いても構いません😊。皮膚の乾燥で受診される方は少なくありません。ぜひお待ちしています。
また使いながら好きなタイプを見つけてみてくださいね🌱