2025年2月4日 カテゴリー: 保険
こんにちは🌝
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です🌛
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尋常性疣贅とは?
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、一般的に「いぼ」と呼ばれる、皮膚にできる小さなできもののひとつです。ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが感染することで、皮膚細胞が異常増殖し、盛り上がってできます。
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❇️尋常性疣贅の特徴❇️
* 形状: 小さなイボ状で、表面がざらざらしていることが多いです。
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* 色: 肌色ややや黄色っぽいものが一般的ですが、褐色や灰色になることもあります。
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* 場所: 手足、特に指や爪の周りによくできますが、体中のどこにでもできる可能性があります。
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* 痛み: 通常は痛みを伴いませんが、場所によっては少し痒みや痛みを感じることもあります。
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🔴尋常性疣贅の原因🔴
* ヒトパピローマウイルス(HPV)感染: HPVが皮膚の小さな傷口から侵入し、感染することで発生します。
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* 接触感染: 直接触れたり、タオルなどを共有したりすることで感染が広がることがあります。
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🟡尋常性疣贅の治療法🟡
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尋常性疣贅は自然に消えることもありますが、治療が必要な場合もあります。治療法としては、以下のものが挙げられます。
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* 液体窒素による凍結療法: イボを凍らせて壊死させる治療法です。
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* レーザー治療: レーザー光線でイボを焼灼する治療法です。
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* 薬物療法: イボに薬を塗ったり、貼り付けたりする治療法です。
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🟢予防🟢
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* 清潔な状態を保つ: 手をよく洗い、爪を短く切るなど、清潔な状態を保つことが大切です。
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* 共有物を避ける: タオルや爪切りなど、他の人と共有するものは避けるようにしましょう。
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* 免疫力の向上: 健康な生活を送り、免疫力を高めることが予防につながります。
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尋常性疣贅が気になる場合は、皮膚科を受診しましょう。
2025年1月24日 カテゴリー: 保険
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です🌛
今回は酒さ(しゅさ)についてお話します。
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酒さとは、顔の赤みや発疹などを特徴とする慢性的な皮膚の病気です。特に、頬や鼻、額などに症状が出やすく、ほてりやヒリヒリ感、かゆみなどを伴うこともあります。
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🌱主な症状🌱
✳️赤み: 顔の中心部、特に鼻や頬が持続的に赤くなる。
✳️発疹: 小さな赤いブツブツや、毛細血管が浮 き出て見える。
✳️鼻瘤: 重症化すると、鼻が赤く腫れ上がり、団子鼻になることがある。
✳️眼の症状: まぶたの炎症、結膜炎など、眼の症状を伴う場合もある。
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🍄原因🍄
はっきりとした原因は不明ですが、
◯遺伝的な要因
◯毛細血管の拡張
◯皮膚の常在菌
◯外部刺激(紫外線、アルコール、辛い食べ物タバコなど)などが複合的に作用すると考えられています。
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🪻治療🪻
◯薬物療法: 炎症を抑える塗り薬や内服薬、赤みを改善するレーザー治療など。
◯ 生活習慣の改善: 紫外線を避ける、刺激物を控える、ストレスを軽減するなど。
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🌝日常生活で気をつけたいこと🌝
◯スキンケア: 肌を優しく洗い、刺激の少ない化粧品を選ぶ。
◯食事: 辛味や刺激物、アルコールなどを控える。
◯生活習慣: 規則正しい生活を送る、ストレスを溜めない。
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酒さは完治が難しい病気ですが、適切な治療と生活習慣の改善により、症状をコントロールすることは可能です。
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早めに皮膚科を受診することで、症状の悪化を防ぐことができます。酒さでお困りの方はご相談下さい🤗
2025年1月7日 カテゴリー: 美容, 紫外線対策, 保険
こんにちは🌞今年もよろしくお願い致します。
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岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です。
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今回は🌞紫外線🌞についてお話します。年末年始は皆さんお出かけされましたか?!
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夏だけ紫外線に気をつければ良いと思っていませんか?!
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老化の約80%が紫外線(光老化)による影響だと考えられています。
紫外線を浴びると細胞にダメージを与え、コラーゲン繊維、エラスチン繊維などを分解する酵素の産生を促進します。その結果、肌が乾燥したり、しわ、たるみを生じやすくなります。
紫外線の種類には、A波、B波、C波とあります。
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❇️A波は生活紫外線ともいわれ、紫外線の約9割を占め、真皮中層まで到達します。日常生活のうちに、また、ガラス越しに長い間あびつづけることで、メラノサイトを活発にします。
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❇️B波はレジャー紫外線といわれ、エネルギーが強く、おもに表皮にダメージを与えます。
皮膚を赤く炎症させたり、(サンバーン)メラニンを増加させ、肌の黒化(サンタン)を起こします。また、肌がごわつき、角層中の水分が減少して、肌荒れ状態にも!
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❇️C波は地表には届きません。
B波は7月〜8月が特に多く、冬になると一気にその量が減りますが、A波は冬になっても半分程度しかさがりません。
1年の変動が少なく、年間を通してきをつけなければなりません!
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さらに、紫外線量は、季節や天候により変わってきます。
1年間通して、しっかり日焼け止めを塗って、紫外線対策をしていきましょう🤗
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次回は紫外線量についてお話します🌻🌻
2024年12月12日 カテゴリー: 保険
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の荻山です☺️
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することでできるウイルス性のイボです。
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尋常性疣贅の特徴
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形状
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円形または不規則
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色
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明るい灰色、黄色、褐色、または灰黒色
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大きさ
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直径が約1センチメートル未満のものがほとんど
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場所
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手足、膝、顔面、指、肘など、けがをしやすい場所によくできる
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症状
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通常は痛みやかゆみなどはありません
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感染経路
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公衆浴場の脱衣所やプールサイド、家庭内感染など
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尋常性疣贅は、自然治癒することもありますが、2ヶ月で23%、3ヶ月で30%、2年で70%前後が自然治癒したという報告があります。
また、医療機関では、液体窒素で凍らせて除去する「凍結療法」や、電気で焼き切る「電気焼灼法」などの治療法があります。ただし、1回の治療で完治することは少なく、複数回の治療が必要になります。
尋常性疣贅と似たようなイボの病気として、軟性繊維種、老人性角化症、スキンタグなどがあります。また、水イボはポックスウィルスという名前のウイルスが原因で、イボよりもぷっくりと水々しい盛り上がりのあるブツブツのことが多いです。
イボかな?と思ったら一度診察にお越しください🏥