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クリニックブログ

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2021年11月のブログ記事

低温やけどに注意☃︎

2021年11月4日

こんにちは🌷

岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック事務スタッフの服部です🕊

11月に入り朝・晩の気温が低くなり寒さがだんだんと強まってまいりましたね。

これからの時期に外出される際カイロを利用されたり、就寝の際に湯たんぽを使用される方が増えてきます。

そこで注意していただきたいのがカイロや湯たんぽを利用した際に起こる

低温やけど」です。

ーーー低温やけどとは?ーーー

短時間当たっても問題のない体温より少し高いくらいの熱(44℃~50℃)を持つものに長時間当たり続けることが原因です。

皮膚の奥までじっくりと進行するため自覚症状が現れにくいのが特徴です。

気づかないうちに皮膚の奥まで損傷するため、短時間で高温の物に触れてやけどをするよりも重症化しやすいといわれています。

目に見えての症状は少なく皮膚がヒリヒリしたり、うっすら赤みを生じます。

長時間といっても製品の温度が50℃に達している場合、約4~5分の接触で低温やけどを引き起こすので製品の使用に注意が必要です。

ーーー低温やけどを引き起こさないための注意ーーー

・カイロ

貼るカイロの場合、皮膚に直接貼るのではなく服の上に貼った状態で使用する。

・湯たんぽ

お湯の温度が高い場合は直接使用するのではなくタオルなどで保護した状態で使用する。

その他製品でも使用の際は長時間触れてしまうと知らない間に低温やけどを引き起こしてしまうので注意しましょう🧶

冬の寒さが厳しくなってまいりますので体調管理に気をつけてください⛄️

異所性蒙古斑について

2021年11月2日

こんにちは😊

岐阜市、各務原市から近い岐南町にある

皮膚科・美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニックの

看護スタッフ石井です。

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今回は異所性蒙古斑についてお話したいと思います。

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よく赤ちゃんのお尻にある青アザを見たことは

ありませんか?日本人を含む黄色人種では大部分の

赤ちゃんにみられます。10才頃までに消失し

それほど問題にはなりません。

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しかしお尻以外にできた青アザは異所性蒙古斑と

言われ自然に消える可能性は少ないと言われて

います。

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原因としてメラニンと呼ばれる黒っぽい色素による

ものです。青アザの蒙古斑以外に茶アザ、黒アザが

ありますがすべてメラニンが原因です。

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では同じ原因なのに何が違うかというと、それぞれが

ある深さです。

.          茶アザ→表皮

.          青アザ→真皮

.          黒アザ→表皮〜真皮

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院長は患者さんに「川を思い浮かべてもらって

浅いところは透明に見えるけど深くなるにつれて

緑色に見える。同じものでも深さによって色が

変わって見える。」とお話されています。

そう考えていただくと分かりやすいと思います☺

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衣服に隠れない露出した部分あったりすると

見た目が気になり精神的苦痛を伴ったりします。

それを少しでも和らげるためにレーザ治療があり

当院ではQスイッチルビーレーザーを

使用しています。

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これまでこの治療に関わってみてお子さんでしたら

2才を過ぎるようになると「何かされる」と

いうのが分かり恐怖の方を強く感じてしまう

ようにみえます😓辛い思いをさせるのはかわいそう

という思いも分かります。しかし何も覚えて

いないうちに治療してあげるのも1つの考えです。

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もしご自身にアザがあって気になる、お子さんに

アザがあって気になると思われたら一度受診し

ご相談ください。

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