2025年2月21日
こんにちは
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
事務スタッフの國枝です☺️
今回はしもやけ👋について
お話しします✨
しもやけは、冬の寒さなどによって血行が悪くなることが原因で起こります😥
⚠️冬の終わりから春先にかけて最も起こりやすい
私たちの体には体温を調節する働きが備わっています🙌
寒さを感じると、その情報が脳に届き、脳の視床下部(自律神経)からの指令で血管を縮めて血液をあまり流さないようにします⏫それによって皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がさないようにするのです。反対に、暑くなると血管を広げて血液を多く流し、皮膚の表面温度を上げたり、汗をかいたりして熱を放出します。 「寒さ」⛄️と「暖かさ」🌞の刺激が繰り返され、血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こります🚨とくに、手足など末梢の血管では血行のコントロールがしにくくなり、赤く腫れたり、かゆくなったりという症状が起こります。これが「しもやけ」で、「凍瘡(とうそう)」とも呼ばれます👀
✅1日の気温差が10度以上になると起こりやすく、晩秋から冬の初め、冬の終わりから春先にかけてなど、寒暖差の大きい季節に多くみられます🙏また、汗をかいた後や水仕事の後などに、皮膚をぬれたままの状態にしておくと、水分が蒸発する際に急激に皮膚の温度が下がるため、しもやけになりやすくなります💦
👋しもやけのタイプ👋
①多形紅斑型
赤い円形の発疹・水疱・しこり
大人によくみられる
②樽柿型
手足全体が赤紫色に腫れ上がる
子供に多い
✨対策*予防✨
・気温に合わせて防寒対策する
・湿気や汗対策
・靴下や靴は締め付けのないものに
・血行をよくするためにマッサージする
またまだ寒い日が続くので
しっかり対策して
いきましょう💁♀️
2025年2月13日
こんにちは🌿
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック、看護スタッフの田代です😊
.
今回は、『女性型脱毛症』についてのお話です👩
.
脱毛症は、男性の前頭部と頭頂部に起こる男性型脱毛症がよく知られていますが、女性でも年齢とともに脱毛症が出現することがあります。女性の薄毛は、女性ホルモンの産生が低下してくる更年期頃から徐々に進行します。
.
女性の多くにみられるのは「びまん性脱毛症」です。「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、男性のように部分的に脱毛が進むのではなく、頭皮全体が薄くなるのが特徴です。
✔︎抜け毛が増える
✔︎髪が細くなる
✔︎地肌が透ける
✔︎分け目が広くなる
✔︎髪全体のボリュームが減る
✔︎髪のコシやハリが減る
などの症状が見られる場合は注意が必要です⚠️
.
特に更年期の女性に多く見られるものですが、最近では20~30代の女性にも症状が現れることがあります。
.
びまん性脱毛症はホルモンバランスや自律神経の乱れ、誤ったヘアケア、ストレス、栄養不足、血行不良、運動不足、睡眠不足、過度なダイエットなど様々な原因によって起こります。
.
予防法としては、食生活や生活習慣の見直し、正しいヘアケア、サプリメント内服などがあります。
.
当院では、女性用外用薬としてミノキシジル2%をご用意しております。
ミノキシジルは、血管を拡張して血行を促進させる作用があります。外用薬を直接塗ることで、抜け毛防止や発毛、育毛を促す効果があります。

女性の抜け毛でお悩みの方は、診察にてご相談ください☺️
2025年2月28日
こんにちは
岐阜市、各務原市から近い岐南町の
皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の
ぎなん皮ふ科クリニック
事務スタッフの大橋です
今日は冬の乾燥についてお話しします⛄️
冬は1年の中でも最も気温と湿度が下がる
季節です🌨️
寒いため、暖房器具などで室内を温めることが多くなりますが、室内を温めると湿度が
低下しやすくなります。
湿度が50%を下回ると、肌の乾燥が現れやすくなると言われています。
また、気温が低いことで体が冷えやすく
なって、これも乾燥肌の原因の1つです✋
体の冷えによって、肌に栄養が行き届きにくくなってしまいます。
肌の栄養が不足すると、肌の細胞を生まれ変わるサイクルであれ肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れ、皮膚のバリア機能の低下につながりやすくなります。
肌の乾燥をさせないためには
十分な保湿ケアが大切です🙌🏻
予防法⭕️
・部屋の中を加湿する
・こまめに水分を取る
・使用する保湿アイテムを増やす
・運動を習慣化する
乾燥しやすい季節のため、いつも以上に
しっかりと保湿を行っていきましょう✨
2025年2月4日 カテゴリー: 保険
こんにちは🌝
岐阜市、各務原市から近い岐南町の皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科のぎなん皮ふ科クリニック看護師の高須です🌛
・
尋常性疣贅とは?
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、一般的に「いぼ」と呼ばれる、皮膚にできる小さなできもののひとつです。ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが感染することで、皮膚細胞が異常増殖し、盛り上がってできます。
・
❇️尋常性疣贅の特徴❇️
* 形状: 小さなイボ状で、表面がざらざらしていることが多いです。
・
* 色: 肌色ややや黄色っぽいものが一般的ですが、褐色や灰色になることもあります。
・
* 場所: 手足、特に指や爪の周りによくできますが、体中のどこにでもできる可能性があります。
・
* 痛み: 通常は痛みを伴いませんが、場所によっては少し痒みや痛みを感じることもあります。
・
🔴尋常性疣贅の原因🔴
* ヒトパピローマウイルス(HPV)感染: HPVが皮膚の小さな傷口から侵入し、感染することで発生します。
・
* 接触感染: 直接触れたり、タオルなどを共有したりすることで感染が広がることがあります。
・
🟡尋常性疣贅の治療法🟡
・
尋常性疣贅は自然に消えることもありますが、治療が必要な場合もあります。治療法としては、以下のものが挙げられます。
・
* 液体窒素による凍結療法: イボを凍らせて壊死させる治療法です。
・
* レーザー治療: レーザー光線でイボを焼灼する治療法です。
・
* 薬物療法: イボに薬を塗ったり、貼り付けたりする治療法です。
・
🟢予防🟢
・
* 清潔な状態を保つ: 手をよく洗い、爪を短く切るなど、清潔な状態を保つことが大切です。
・
* 共有物を避ける: タオルや爪切りなど、他の人と共有するものは避けるようにしましょう。
・
* 免疫力の向上: 健康な生活を送り、免疫力を高めることが予防につながります。
・
尋常性疣贅が気になる場合は、皮膚科を受診しましょう。